2024/11/28 19:08
奈良県コンベンションセンターで開催された「絵本deタウンミーティング」にパネリストとして登壇させて頂きました。
私自身は「つながり」をテーマに地域をつなぐ移動原画展の企画の話や、イタリアに向けては日本の絵本を文化と併せ紹介したり日本ではイタリアの絵本を紹介することで国と国を物語で繋いでいるというお話をさせて頂きました。
その他、イタリア語学校やイタリアンレストラン、絵本カフェや福祉施設など業種を超えて絵本のイベントを開催したり、出版社さんや作家さん、イラストレーターさんや翻訳者さんを招き出版業界の上流下流を一本に通すという活動に力を入れているお話をさせて頂き、絵本のお菓子をイタリア料理店で作ったり福祉施設で原画展を開催したり作家さんとのワークショップや読み聞かせの事例をあげました。
登壇された図書館の館長さんや町の書店員さんの活動も自身の参考になりとても有意義な講演会でした↓
・近くのお店との連携
・郵送での本の返却
・移動図書館の実践
・駅中への返却ポストの設置
・館内の改装
・キッズスペースの整備
など当店もお話を参考にしながら色々挑戦していきたいと思います。
くすのき先生の講演では異なる出版社さんから刊行されている作品にもじつは登場人物の繋がりがあったり、言葉では語り切らず絵で見せている場面の解説など心に残る講演を聞かせて頂きました。あたたかい物語をくすのき先生が読み聞かせてくださり、本読みの時にはうるっとしてしまいました。
最後に書店員として膨大な本をどうやって知るのか、という質問には「読むしかない。忙しいは言い訳。書店員はひたすら読む」とあう啓林堂書店の加川さんのお言葉は心に刺さるコメントになりました。
皆様、貴重な機会を頂き誠にありがとうございました!