2020/12/24 14:30

イタリア絵本



【番外編, イベント終了の御礼】



ニジノ絵本屋さんとの対談イベント「出版社が語る翻訳絵本」は無事終了致しました!



イベントの様子は下記よりご視聴頂けます(^^)



https://youtu.be/E7TrPSV8Kh0



当日は常時30名前後の方にご視聴頂けたようで深く感謝しております!



イラストレータさんや作家さんが集まって運営されているポルトガルの出版社Planeta Tangerinaさんの話が、自分達で商品を作り上げていくというニジノ絵本屋さんの姿勢と重なってとても興味深かったです(^^)



ポルトガル語が原作の絵本の内容がわかるようにボローニャの展示会では英語の訳文が用意されているという話や、版権エージェントを通じて翻訳権を取得していく話など、なかなか伺うことが出来ない翻訳出版の貴重なお話をたくさんお話頂きました。



いしい あやさん、貴重なお話を伺わせて頂き誠にありがとうございました(^^)



『ぼくは生まれたとき』の日本語版、イタリア語版、ポルトガル語版は当店からご購入頂けますのでお気軽にお問い合わせ頂けると幸甚でございます。



勿論、ニジノ絵本屋さんからもご購入頂けます!!



当店は今のところネットショップのみですが、自宅を事務所と兼用してますのでニジノ絵本屋さんの絵本を含め様々なイタリア絵本をご覧頂くこともできます。


実際の絵本をご覧になられたい方、ご興味ある方は来店希望のお知らせを頂けると幸甚でございます(^^)



また、対談時に少し紹介させて頂いたUn grande giorno di nienteなど、ニジノ絵本屋さんのイタリア絵本も当店よりご購入頂けますのでそちらにもご興味お持ち頂けると嬉しく思います。



邦訳の無い絵本に関しては可能な範囲で訳をつけて日本語でも物語を楽しめるようにさせて頂いております(^^)



——絵本紹介1 Un grande giorno di niente——

Un giorno di noia, in vacanza. 

ある夏休みの退屈な一日。



Una casa isolata dal mondo, con l’unica compagnia della mamma che lavora e di un gioco elettronico. 

世界から切り離されたようなぼくの家。おかあさんはいるけど仕事してるし、他にあるのはゲームだけ。



Fuori, in fuga sotto la pioggia, senza saper bene cosa fare. 

外は大雨。何をしていいかわかんない。



Un grande giorno di niente comincia così...

こうやってなーんにも無い1日が始まっちゃう。



長い休みの中ですることのない退屈な一日。誰しも経験したことがあるのではないでしょうか?



ゲームばかりやっている男の子。「ゲームはいい加減にしなさい!」とお母さんに叱られてしぶしぶ外に出て行きます。



最初はしょげている男の子ですが、池で遊んで泥んこになり、自然の世界に触れていくと少しずつ・・・



誰もが共感できるようなあたたかい物語だと思いますのでお楽しみ頂けると幸甚でございます(^^)



——絵本紹介2 Il grande libro dei pisolini——



グーグースースー こどもたち

でんきを けして おやすみ ライオン



Dormono bene guesti bambini.

Spegne la luce anche il leone.



・・・

いろんな動物のいろんなお休み♪

リズム感があり子守歌のような心地良い絵本です(^^)



原作を知っていれば読み比べがなお楽しくなるかもしれません。



音が大切な絵本なのですが、本来邦訳すると消えてしまいそうなリズム感なんかが、原作の持つ文章の意味をうまく捉えつつ、音の響きも残された訳文になっています。

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イタリア語絵本翻訳 

Traduzione dei libri illustrati ↓ 

http://blog.livedoor.jp/cervietto_minoru/