2023/03/15 12:40



【オンライン対談のお知らせ】

3月25日(土)、19:00〜20:30に、イタリア文学者・翻訳家である栗原俊秀さんを招きオンライン対談させて頂きます。

栗原さんが訳され、第二回須賀敦子翻訳賞を受賞となった作品『偉大なる時のモザイク』について翻訳にまつわる裏話や出版に至る背景などお話頂く、という内容です。

500 年以上前にトルコ(オスマン帝国)に追われアルバニアからイタリアへ移住した人々の物語を通じ、歴史や文化、アイデンティティについても考える機会としたいと思います。

内容詳細・視聴方法については以下ご確認願います↓

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  【オンライン対談のお知らせ】

訳者と語る物語(翻訳の裏話シリーズ13)

 〜物語から見る歴史と文化とアイデンティティー〜

イタリアの文学作品『偉大なる時のモザイク』(須賀敦子翻訳賞受賞作)の翻訳を手掛けられた栗原俊秀さんとオンラインで対談させて頂きます。

どうしてイタリア語を?/ 翻訳者の道へ? 
出版に至る経緯 
物語のあらすじやみどころ 
作家カルミネ・アバーテについて 
物語と文化の関り 
原文と訳文の読み比べ 
翻訳の工夫した点/ 心に残る一文

といったテーマについてお話させて頂きたいと思います。 本書はアルバニアからイタリアへと移住したアルバレシュ達の物語です。

500 年以上前にトルコ(オスマン帝国)に追われアルバニアからイタリアへ逃れた祖先。その祖先に憧れ未来を求めて村を出た男。 そして祖国アルバニアに想いを馳せ、村を出ようとする青年。

そのような登場人物達が織りなす過去と現在の交錯する物語の中でイタリアとアルバニアの関り、文化の融合、国を渡った移住者達のアイデンティティーについて焦点を当て、一部原文と訳文も比較しながら翻訳を手掛けた栗原さんのお話を伺っていきたいと思います。

物語が日本に届くまでの経緯や本書への想いについてもお話頂きますので普段なかなか伺う機会の少ない翻訳出版の裏側について栗原さんのお話を楽しんで頂けると幸いです。

栗原俊秀さん
翻訳家。主な訳書にアンドレア・バイヤーニ『家の本』(白水社)、アントニオ・スクラーティ『小説ムッソリーニ 世紀の落とし子』(河出書房新 社)、イゴルト『ウクライナ・ノート』(花伝社)、ジョン・ファンテ『ロサンゼルスへの道』(未知谷)など。カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷)の翻訳で、須賀敦子翻訳賞、イタリア文化財文化活動省翻訳賞を受賞。

日時・場所 
03/25 (土)オンライン(zoom)にて 
19:00〜20:30(無料)

1. 予約不要で当日下記リンクよりご覧頂けます(無料イベント)

https://us02web.zoom.us/j/89879109393?pwd=eVhUN3AzcVRoNmtzS2RpY1F0RHVMUT09

ミーティングID: 898 7910 9393
パスコード: 600506

2. 後日閲覧可能な動画も準備させて頂きます。(予約者のみ・期間限定配信の予定)

3. ご参加頂ける方の人数把握の為、ご参加希望の方は以下のフォームより「参加希望」にクリック頂けるようお願い致します。また、後日視聴を希望される方はメールアドレスを入力頂けるようお願い致します。記入頂いたメールアドレスに動画のリンクを送付させて頂きます。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScQgHkroylxb-XzWuRTNmSYVMCw425dwBHk35CLVXAekQKODA/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0

お問い合わせ チェルビアット絵本店
四方 実(よも みのる)
Tel: 080-2453-6652 
E-mail: cerbiatto.libreria@gmail.com