2023/12/15 13:35



【オンライン対談のお知らせ】


翻訳と挿画と物語小説『狼の幸せ』 (翻訳の裏話シリーズ15 

〜翻訳家の視点、画家の視点~


イタリアの小説『狼の幸せ』の翻訳を手掛けられた飯田亮介さん、挿画を提供された植田陽貴さんとオンラインで対談させて頂きます。


翻訳者・画家を志した契機

翻訳出版・挿画提供に至る経緯

物語のあらすじやみどころ

物語・文化・挿画の関り 

原文と訳文の読み比べ


といったテーマについてお話させて頂きたいと思います。

本書は山を愛する人々の群像劇。雪山の中腹にある山小屋レストラン「バベット」に集まる登場人物たちのそれぞれの山への想いや悲喜こもごもが描かれます。

イタリアンアルプスを舞台とした物語の中で描かれる丁寧な自然の描写やイタリアでの慣習・食・動植物といった文化的な側面に焦点を当て、原文と訳文の比較もしながら翻訳を手掛けた飯田さんのお話を伺っていきたいと思います。植田さんには本作について挿画への想いや物語と絵の関りといった画家視点でのお話を伺いたいと思っております。

日本に届くまでの経緯や本書への想いについてもお話頂きますので普段なかなか伺う機会の少ない翻訳出版の裏側についてお二方のお話を楽しんで頂けると幸いです。



飯田亮介さんイタリア文学翻訳家。日本大学国際関係学部卒業。中国・雲南民族学院とイタリア・ペルージャ外国人大学に語学留学後、現在は中部イタリア・マルケ州モントットーネ村で翻訳業。おもな訳書にエレナ・フェッランテ『ナポリの物語』シリーズ、パオロ・ジョルダーノ『素数たちの孤独』、ファビオ・ジェーダ『海にはワニがいる』(すべて早川書房)などがある。


植田陽貴さん奈良県出身在住。画家。 制作に共通している主題は「境界とそれを越えようとすること」。境界とは自己と他者、国境、人間と動物、生きているものとそうではないものなど。近年は自身が訪れた場所で受けた風や光などの肌感覚を絵画に落とし込むことを試みている。 主な賞歴にFACE損保ジャパン日本興亜美術賞優秀賞(2022)、女子美術大学女子美 制作・研究奨励賞(2023)、HB FILE COMPETITION2020鈴木久美特別賞、2022関戸久美子特別賞)など。 装画提供は今回の『狼の幸せ』(早川書房、2023)がはじめて。 そのほか『百の影』著:ファン・ジョンウン訳:オ・ヨンア(亜紀書房、2023)、『山ぎは少し明かりて』著:辻堂ゆめ(小学館、2023)がある。


場所:オンライン(zoom)にて 


日程: 1227日(水)


時間: 19:0020:30(無料)


後日閲覧可能な動画も準備させて頂きます。


3. ご参加頂ける方の人数把握の為、ご参加希望の方は以下のフォームより「参加希望」にクリック頂けるようお願い致します。


https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScqRrNupt7HN5C-yMc8xnhvtSLX9NVzcmJL3WBwjvmQO_rOrA/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0


また、後日視聴を希望される方はメールアドレスを入力頂けるようお願い致します。記入頂いたメールアドレスに動画のリンクを送付させて頂きます。


お問い合わせ チェルビアット絵本店

四方 (よも みのる)

Tel: 080-2453-6652 

E-mail: cerbiatto.libreria@gmail.com