Il richiamo della palude
¥5,610($35.68)
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【日本語版のあるイタリア絵本】
ぼくの居場所はどこ?
本当の家族は、いったい誰?
・・・
「家族って、似ている人のことなのかな?」
大きな目と、魚のようなエラを持つ男の子、ボリス。
ボリスは小さなころ、沼のそばで人間の夫婦に拾われました。
二人に愛され、大切に育てられたボリスは、幸せに暮らしています。
ところがある日、沼の匂いを感じたことをきっかけに、ボリスの中にある疑問が芽生えます。
ここは本当に僕の場所?
2人は本当の父さんと母さんなの?
それからボリスは、自分の「居場所」と「家族」を探す旅に出るのですが…
「家族」というと、血のつながりや、顔が似ていることを思い浮かべるかもしれません。
でも、本当にそれだけが家族と示す証なのでしょうか?
一緒にいることや、愛してくれること、自分が「ここにいていい」と思えること
家族とは、絆とは一体なんだろうか。
本書はそんなことを静かに考えさせてくれる一冊です。
そして、マルコ・ソマさんの描くボリスの姿がとても印象的。
人間のようでいて、人間とは少し違う。魚のようにも見えるけどやっぱりどこか違う不思議な生き物。
そんなボリスだからこそより強く伝わってくる「自分は何者なのか」という問いかけ。
自分の居場所、家族ってなんだろう。どこにあるんだろう。
子どもだけでなく、大人にもぜひ読んでいただきたい一冊です。
——-イタリア語紹介文——-
Un giorno una coppia trova il piccolo Boris solo e abbandonato in una palude.
ある日、夫婦が、沼の中でひとりぼっちになって捨てられていた小さなボリスを見つけました。
L’uomo e la donna, che da tanto tempo desideravano un figlio, decidono di prenderlo con sé e di crescerlo come tale.
長い間、子どもが欲しいと願っていた2人は、ボリスを引き取り、自分たちの子どもとして育てることにしました。
Gli anni scorrono sereni, fino al giorno in cui Boris, ormai cresciuto, decide di tornare alle origini per trovare se stesso.
穏やかな年月が過ぎていきますが、大人になったボリスは、自分自身を見つけるために、自分のルーツをたどることを決意します。
Solo allora capirà che per volersi bene non è necessario per forza assomigliarsi.
そしてその旅の中で、愛し合うために、必ずしも互いに似ている必要はないのだと知ることになるのです。
Una parabola sulla definizione e sul significato della famiglia.
家族とは何か、その定義と意味について考えさせてくれる物語です。
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原題: Il richiamo della palude
邦題: ぼくのいばしょ ぼくのかぞく
Davide Calì
ダヴィデ・カリ 文
Marco Somà
マルコ・ソマ 絵
山下愛純 訳
Kite Edizioni イタリア語原作出版
アチェロ 日本語版出版
※ダヴィデ・カリさんは、2025年にイタリア・アンデルセン賞の最優秀作家賞を受賞。
そしてマルコ・ソマさんも、2019年に同賞の最優秀画家賞を受賞されています。二人が組んだ、美しく、そして少し考えさせられる絵本です。
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