【大切なお知らせ】
【重要】商品ラインアップに関するお知らせ
平素より当店をご利用いただきましてありがとうございます。
誠に勝手ながら、2022年11月1日より段階的に限定的な商品ラインアップに移行させていただくこととなりました。
これまで当店では幅広い商品を取り扱っておりましたが、管理上の都合などにより、今後ネットショップ上では商品数を絞らせていただきます。
(販売する商品は時期により異なります。)
お客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが何卒ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
また通常発送に1週間程お時間を頂戴しておりますが、今後は10日から2週間程お時間頂戴しますことも併せてご了承いただけますと幸いです。
ネットショップで販売していない商品に関するご質問やお取り寄せのご依頼につきましては、メール([email protected])にて個別にお問合せいただきましたら可能な限り対応させていただきます。
尚、実店舗cojica booksでは引き続き多数の商品を販売いたします。
-
【日本語版】だれが歴史をかいてるの? Oggi è già ieri
¥1,980
SOLD OUT
何を語りつぎ、何を忘れるか。それはぼくらが選ぶこと。 歴史は、過去の出来事とぼくらがどうつながっているのかを教えてくれる。歴史はどこからはじまる? 権力って、なに? 「歴史が変わる」って、どういうこと? 過去・現在・未来と続く「人類の物語」を、いざ、探究! 目次 1 歴史はどこからはじまるの? 2 歴史上、重要な出来事って、どれ? 3 紀元1年のまえは何年? 4 昔のことを、だれがいまに伝えたの? 5 歴史を研究するのはどんな人たち? 6 何を見つけたら、発見なの? 7 歴史は男の人がつくったの? 8 歴史って、なんでこんなにつまらないの? 9 なぜ、戦争の勉強をしなくちゃいけないの? 10 地図から何がわかるの? 11 「歴史が変わる」って、どういうこと? 12 どんな出来事も歴史になるの? 13 勝者が歴史をつくるって、ほんとう? 14 権力って、なに? 15 歴史を未来にのこす方法は? じゃあ、またね 日本版監修者あとがき 著者紹介 ピエルドメニコ・バッカラリオ(ぴえるどめにこ・ばっからりお) 児童文学作家。1974年、イタリア、ピエモンテ州生まれ。著書は20か国以上の言語に翻訳され、全世界で200万部以上出版されている。小説のほか、ゲームブックから教育・道徳分野まで、手がけるジャンルは多岐にわたる。 邦訳作品に、本シリーズのほか、『ユリシーズ・ムーア』シリーズ(学研プラス)、『世界 魔法道具の大図鑑』(西村書店)、『13歳までにやっておくべき50の冒険』(太郎次郎社エディタス)など。 フェデリーコ・タッディア(ふぇでりーこ・たっでぃあ) ジャーナリスト、放送作家、作家。1972年、ボローニャ生まれ。あらゆるテーマについて、子どもたちに伝わることばで物語ることを得意とする、教育の伝道者でもある。子ども向けテレビチャンネルの「放課後科学団」をはじめ、多彩なテレビ・ラジオ番組の構成・出演をこなす。 P・バッカラリオとの共著に、本シリーズのほか、『世界を変えるための50の小さな革命』(太郎次郎社エディタス)などがある。 A cosa serve la storia? Cosa c'è prima dell'anno zero? Perché la storia è così noiosa? Perché ci sono così tante mappe? Cos'è il potere? Divertiti e diventa un super esperto di storia. In 15 domande! «Un lungo elenco di fatti messi uno vicino all’altro costituiscono al più una cronaca o una cronologia, utili sicuramente per orientarci ma lontane dalla conoscenza storica. Questa ha invece il suo punto di partenza nelle domande che ci poniamo, nelle curiosità, nel bisogno di capire determinati fenomeni e processi. (...) La vera domanda è in che modo il passato intercetta il nostro presente, come ci aiuta a comprenderlo, a dargli un senso, a orientarci nella società e nella ricerca della nostra identità.» - Bruno Maida, Robinson A cosa serve la storia? Che senso ha studiare storia oggi? Con questo volume dell'enciclopedia per ragazzi Le 15 domande la Storia non apparirà più la materia bistrattata e associata al sonno e alla noia, garantito! Perché basta cambiare linguaggio, approccio e punto di vista e "investigare" sul passato diventa un racconto appassionante. Oggi è già ieri offre ai giovani lettori un approccio alla Storia, spiegando non solo gli avvenimenti importanti, ma soprattutto il concetto di "prima e dopo", di memoria collettiva, di fonti attendibili, e ancora il ruolo degli storici, l'importanza di studiare le guerre, le mappe, le migrazioni. Il tutto con un linguaggio chiaro, divertente, accessibile e pagine ricche di aneddoti e curiosità, con illustrazioni, box e fumetti. Aiutare i ragazzi a orientarsi su questi temi è cruciale per renderli esseri umani consapevoli, capaci di distinguere tra cause e presupposti. E aiutarli a immaginare il futuro.
-
【イタリア語】お金はなんの役に立つ? A cosa servono i soldi?
¥4,290
きみと世界をつなぐもの、それがお金だ。 ほしいものを手に入れる。その方法をとことん考えていくと、「みんなの繁栄」につながる世界のあり方が見えてくる。値段はどう決まる? なぜ働くの? 株式会社って?お金と経済をめぐる疑問を、いざ、探究! ○目次 1 経済って、なに? 2 お金って、なんだろう? 3 働いてお金を得るって、どういうこと? 4 どうしてみんな、働くの? 5 商品は、どうやって生まれるの? 6 商品は、どこでどうやって売るの? 7 だれが値段を決めてるの? 8 売ったり買ったりできないものは? 9 銀行は何をするところ? 10 株式会社って、なに? 11 経済成長って、なんだ? 12 お金がないって、どういうこと? 13 お金についての国の役目は? 14 税金を払うのはなんのため? 15 グローバル市場って、なに? じゃあ、またね 日本版監修者あとがき Divertiti e diventa un super esperto di economia. In 15 domande! «Pieromenico Baccalario e Federico Taddia hanno progettato una collana per rispondere a quesiti sul mondo che ci circonda: "È come la versione analogica di Google"» - la Lettura Tutti devono lavorare? Si può comprare qualsiasi cosa? Che cos'è il mercato globale? Perché esiste la povertà? Cosa significa giocare in borsa?
-
【日本語版】お金はなんの役に立つ? A cosa servono i soldi?
¥1,980
SOLD OUT
きみと世界をつなぐもの、それがお金だ。 ほしいものを手に入れる。その方法をとことん考えていくと、「みんなの繁栄」につながる世界のあり方が見えてくる。値段はどう決まる? なぜ働くの? 株式会社って?お金と経済をめぐる疑問を、いざ、探究! ○目次 1 経済って、なに? 2 お金って、なんだろう? 3 働いてお金を得るって、どういうこと? 4 どうしてみんな、働くの? 5 商品は、どうやって生まれるの? 6 商品は、どこでどうやって売るの? 7 だれが値段を決めてるの? 8 売ったり買ったりできないものは? 9 銀行は何をするところ? 10 株式会社って、なに? 11 経済成長って、なんだ? 12 お金がないって、どういうこと? 13 お金についての国の役目は? 14 税金を払うのはなんのため? 15 グローバル市場って、なに? じゃあ、またね 日本版監修者あとがき Divertiti e diventa un super esperto di economia. In 15 domande! «Pieromenico Baccalario e Federico Taddia hanno progettato una collana per rispondere a quesiti sul mondo che ci circonda: "È come la versione analogica di Google"» - la Lettura Tutti devono lavorare? Si può comprare qualsiasi cosa? Che cos'è il mercato globale? Perché esiste la povertà? Cosa significa giocare in borsa?
-
【イタリア語】頭のなかには何がある? Cosa c’è nella mia testa?
¥4,290
SOLD OUT
天才も凡人も、脳の潜在能力はまったく同じ。 考える。記憶する、感じる、身体を動かす。人間が生きるためのすべてに脳はかかわっている。脳では何が起こってる? 記憶のしくみとは? 私と頭、どっちがご主人? 謎多き脳をめぐる疑問を、いざ、探究! ○目次 1 考えるって、どんなしくみ? 2 脳では何が起こってる? 3 私と頭、どっちがご主人? 4 脳は世界をどうやって感じる? 5 脳のなかでの役割分担って? 6 他人の考えを理解するには? 7 記憶って、なんだろう? 8 恐怖とつきあう方法は? 9 アイデアはどこからやってくる? 10 なぜ、眠らないといけないの? 11 知能は測定できる? 12 脳は学ぶのが好き? 13 脳をだますことはできる? 14 脳も病気になるの? 15 AIは脳を超えられる? Divertiti e diventa un super esperto del cervello. In 15 domande! Chi è che comanda: io o la mia testa? Perché devo dormire? Come funzionano i cinque sensi? Come si imparano le cose? Come capisco i pensieri degli altri? Si può misurare l'intelligenza? Divertiti e diventa un super esperto del cervello. In 15 domande! Una collana di divulgazione per ragazzi. Età di lettura: da 12 anni.
-
【日本語版】頭のなかには何がある? Cosa c’è nella mia testa?
¥1,980
SOLD OUT
天才も凡人も、脳の潜在能力はまったく同じ。 考える。記憶する、感じる、身体を動かす。人間が生きるためのすべてに脳はかかわっている。脳では何が起こってる? 記憶のしくみとは? 私と頭、どっちがご主人? 謎多き脳をめぐる疑問を、いざ、探究! ○目次 1 考えるって、どんなしくみ? 2 脳では何が起こってる? 3 私と頭、どっちがご主人? 4 脳は世界をどうやって感じる? 5 脳のなかでの役割分担って? 6 他人の考えを理解するには? 7 記憶って、なんだろう? 8 恐怖とつきあう方法は? 9 アイデアはどこからやってくる? 10 なぜ、眠らないといけないの? 11 知能は測定できる? 12 脳は学ぶのが好き? 13 脳をだますことはできる? 14 脳も病気になるの? 15 AIは脳を超えられる? Divertiti e diventa un super esperto del cervello. In 15 domande! Chi è che comanda: io o la mia testa? Perché devo dormire? Come funzionano i cinque sensi? Come si imparano le cose? Come capisco i pensieri degli altri? Si può misurare l'intelligenza? Divertiti e diventa un super esperto del cervello. In 15 domande! Una collana di divulgazione per ragazzi. Età di lettura: da 12 anni.
-
【イタリア語】地球はどこまで暑くなる? Come sta la terra?
¥4,290
1.5℃の上昇。 それだけで、気候は人類の敵になる。 今年の夏も、おかしな暑さ。いったい、なんで? 天気や気候の基礎知識から、自然災害、異常気象、大気汚染、地球温暖化といった、世界が注目する話題を紹介。自分たちの未来を守るために何ができる? いざ、探究! 目次 1 気候って、なに? 2 春と秋はなくなっちゃうの? 3 気候は、昔から変わっていないの? 4 なぜ「水球」じゃなくて「地球」なの? 5 どうすれば、天気の予言者になれる? 6 二酸化炭素って、何がそんなに問題なの? 7 地球は暑くなってるの? 8 極地の氷には、どんな役割があるの? 9 海に浮かぶ島々は、沈んでしまうの? 10 雨の量は、増えたの? 減ったの? 11 異常気象は、天の怒り? 12 気候変動の原因は、環境汚染なの? 13 グレタ・トゥーンベリは、どうして有名なの? 14 人類が絶滅するって、ほんとう? 15 環境を守るために、何かできる? Il sesto volume di Le 15 domande, l'enciclopedia per i ragazzi di oggi! Il mondo sta cambiando? Posso fare qualcosa per aiutare il clima? Il clima è sempre stato uguale? Perché Greta è diventata così famosa? È l'inquinamento che influenza il clima? Divertiti e diventa un super esperto del clima. In 15 domande!
-
【日本語版】地球はどこまで暑くなる? Come sta la terra?
¥1,980
1.5℃の上昇。 それだけで、気候は人類の敵になる。 今年の夏も、おかしな暑さ。いったい、なんで? 天気や気候の基礎知識から、自然災害、異常気象、大気汚染、地球温暖化といった、世界が注目する話題を紹介。自分たちの未来を守るために何ができる? いざ、探究! 目次 1 気候って、なに? 2 春と秋はなくなっちゃうの? 3 気候は、昔から変わっていないの? 4 なぜ「水球」じゃなくて「地球」なの? 5 どうすれば、天気の予言者になれる? 6 二酸化炭素って、何がそんなに問題なの? 7 地球は暑くなってるの? 8 極地の氷には、どんな役割があるの? 9 海に浮かぶ島々は、沈んでしまうの? 10 雨の量は、増えたの? 減ったの? 11 異常気象は、天の怒り? 12 気候変動の原因は、環境汚染なの? 13 グレタ・トゥーンベリは、どうして有名なの? 14 人類が絶滅するって、ほんとう? 15 環境を守るために、何かできる? Il sesto volume di Le 15 domande, l'enciclopedia per i ragazzi di oggi! Il mondo sta cambiando? Posso fare qualcosa per aiutare il clima? Il clima è sempre stato uguale? Perché Greta è diventata così famosa? È l'inquinamento che influenza il clima? Divertiti e diventa un super esperto del clima. In 15 domande!
-
【日本語版】C'è un albero in Giappone(わたしの町 ナガサキ)
¥1,980
SOLD OUT
*こちらは日本語の絵本です。 イタリアから届いた被爆樹木の物語 その木は見ていた。あの長崎の悲劇を。 その木は見ていた。 熱意溢れる職人の技を あたたかい家族の絆を 二人の若人の淡い恋を 戦地へ赴く家族の姿を そして、空高く立ち込めた あの日のキノコの雲を 忘れてはならない。 今へと繋がるその日の物語を 繰り返してはならない悲劇を そして、 原爆が奪ったいのちの重さと 今もなお生き続け 命の尊さを語る その「柿の木」のことを・・・ —イタリア語紹介文から— Nel 1945, a Nagasaki, un albero di cachi sopravvisse miracolosamente al bombardamento atomico. 1945年、長崎には原子爆弾の投下を奇跡的に生き延びた柿の木がありました。 Questa è la storia della famiglia la cui vita ruotava intorno al cachi che cresceva nel piccolo giardino di casa. 本書はある家族の庭で育った柿の木を取り巻くその一家の軌跡を辿る物語です。 La caduta della bomba atomica porterà morte e distruzione per tutti. 長崎に落とされた原子爆弾は多くのものを破壊し、人々の命を奪い去りました。 Il cachi sopravvissuto parla ai bambini di guerra e di amore, di morte e rinascita. 生き延びた柿の木は子ども達のことを語ります。彼らが過ごした戦時下のこと、愛のこと、命の喪失のこと、そして生き延びた者の新たな歩みのことを。 Da oltre vent’anni il Kaki TreeProject consegna ai bambini di tutto il mondo le pianticelle di seconda generazione nate dalla pianta madre, chiedendo loro di allevarle e di produrre espressioni artistiche che abbiano come tema l’albero di cachi. 柿の木プロジェクトは20年以上にわたり母樹から生まれた第二世代の苗木を世界中の子どもたちに届けています。そして彼らにその苗木を育ててもらい、柿の木をテーマとした芸術作品を制作してもらっているのです。 Nell’arte risiede la capacità di immaginare ilmdolore altrui, la forza di creare un mondo nuovo. L’arte travalica Paesi, religioni, etnie e lingue, rendendo possibili sentimenti di condivisione. 芸術には他者の痛みを想像する力や新しい世界を創造し、国や宗教、民族や言語を越え、分かち合う気持ちを持たせてくれる力があります。 Una storia toccante raccontata con delicatezza e poesia:per scoprire che la vita è sempre più forte. 心に触れ、繊細に詩情豊かに語られる物語。負けない生命の強さに気づかせてくれるお話です。 ——- タイトル: C'è un albero in Giappone わたしの町 ナガサキ 原爆を生きのびた柿の木と子どもたち Chiara Bazzoli キアラ・バッゾーリ / 作 AntonGionata Ferrari アントン・ジョナータ・フェッラーリ 森 敦子 / さとうのりか 訳 Sonda 出版 (イタリア語原作) 工学図書出版 (日本語版)
-
Alice Cascherina & クジオのさかな会計士(セット品)
¥2,750
絵本紹介 【イタリア語の絵本】日本語版のある絵本 これは、どこにでも落ちちゃう小さな小さな女の子、アリーチェ・コロリーナのお話です。 瓶の中に、お父さんの服のポケットの中に、ケーキの中に、おとぎ話の中に、シャボン玉の中に、海の底の貝の中に・・・ いつでもどこでも落ちちゃいます。 児童文学の名手ジャンニ・ロダーリの生み出した愛らしい女の子。 今日は一体どこに落ちるのでしょうか? —— 余談ですが、原題にある女の子の名前の「カスケリーナ」とはイタリア語で「落ちる」という意味の言葉から来ています。「落っこちる女の子」をコロリーナと名付け、日本語でコロコロ転がり落ちる女の子をイメージ出来るようにされた内田洋子さんのタイトルの訳語にも感服してしまいます。 ※この絵本のお話は『パパの電話を待ちながら』にも収められています。 ———紹介文から———————————— Questa è la storia di Alice Cascherina, che cascava sempre dappertutto. これはいつでもどこでも、コロリと落っこちてばかりいる、アリーチェコロリーナのお話です。 Il nonno la cercava per portarla ai giardini: <<Alice! Dove sei, Alice?>> おじいちゃんが庭に連れていこうと、アリーチェを探しています。「アリーチェ!どこにいるんだい?アリーチェ」 <<Sono qui, nonno>>. 「おじいちゃん、ここにいるわよ」 <<Dove, qui?>> 「ここって、どこだい?」 <<Nella sveglia>>. 「目覚まし時計の中なの」 ————————-———————————— タイトル: Alice Cascherina アリーチェ・コロリーナ ※『クジオのさかな会計士』という短編集の一つの話として収められています。こちらの短編集の原題は “Fra i banchi” です。 Gianni Rodari Elena Tenporin ジャンニ・ロダーリ 作 エレナ・テンポリン 絵 内田洋子 訳 Emme Edizioni 出版 講談社 出版 ————————————————————————イタリア語絵本翻訳 Traduzione dei libri illustrati ↓ http://blog.livedoor.jp/cervietto_minoru/
-
Alice Cascherina
¥1,980
※この絵本のお話は短編集『パパの電話を待ちながら』『クジオのさかな会計集』の中にも収められて日本語で読んで頂けます。 絵本紹介 【イタリア語の絵本】日本語版のある絵本 これは、どこにでも落ちちゃう小さな小さな女の子、アリーチェ・コロリーナのお話です。 瓶の中に、お父さんの服のポケットの中に、ケーキの中に、おとぎ話の中に、シャボン玉の中に、海の底の貝の中に・・・ いつでもどこでも落ちちゃいます。 児童文学の名手ジャンニ・ロダーリの生み出した愛らしい女の子。 今日は一体どこに落ちるのでしょうか? —— 余談ですが、原題にある女の子の名前の「カスケリーナ」とはイタリア語で「落ちる」という意味の言葉から来ています。「落っこちる女の子」をコロリーナと名付け、日本語でコロコロ転がり落ちる女の子をイメージ出来るようにされた内田洋子さんのタイトルの訳語にも感服してしまいます。 ※この絵本のお話は『パパの電話を待ちながら』にも収められています。 ———紹介文から———————————— Questa è la storia di Alice Cascherina, che cascava sempre dappertutto. これはいつでもどこでも、コロリと落っこちてばかりいる、アリーチェコロリーナのお話です。 Il nonno la cercava per portarla ai giardini: <<Alice! Dove sei, Alice?>> おじいちゃんが庭に連れていこうと、アリーチェを探しています。「アリーチェ!どこにいるんだい?アリーチェ」 <<Sono qui, nonno>>. 「おじいちゃん、ここにいるわよ」 <<Dove, qui?>> 「ここって、どこだい?」 <<Nella sveglia>>. 「目覚まし時計の中なの」 ————————-———————————— タイトル: Alice Cascherina アリーチェ・コロリーナ ※『クジオのさかな会計士』という短編集の一つの話として収められています。こちらの短編集の原題は “Fra i banchi” です。 Gianni Rodari Elena Tenporin ジャンニ・ロダーリ 作 エレナ・テンポリン 絵 内田洋子 訳 Emme Edizioni 出版 講談社 出版 ————————————————————————イタリア語絵本翻訳 Traduzione dei libri illustrati ↓ http://blog.livedoor.jp/cervietto_minoru/
-
くろいの (La cosa nera)
¥1,540
SOLD OUT
※こちらは日本語の絵本です。 【イタリア絵本】日本語原作のイタリア語版 ある日とつぜん現れた影のような不思議な存在「くろいの」 道を歩いているとついてきて学校にまでやってくる「くろいの」に不気味だなぁ…と怖がる女の子でしたがなんだか気になり目が離せません すると「くろいの」はあるところに向かっていって・・・ こわいものみたさ、そんな誰もが持つ心の内を物語にするとこうなる。そんな絵本です。 不気味だけどこかユーモラスで愛嬌もある「くろいの」が気になって気づけば読者も女の子の住む世界に入り込み「くろいの」を追いかけてしまいます。 そしてあの不思議な場所でのひととき。日常と隣り合わせのファンタジーに怖さとワクワクと優しさが詰まった一冊をぜひお楽しみ頂きたい一冊です。 ※イタリアの2024年アンデルセン賞・最優秀絵本部門の受賞作です。 ——イタリア語紹介文———- La cosa nera è la storia di un'amicizia tra una bambina e uno strano essere fatto di buio dai grandi occhi scuri. ひとりの女の子と「黒い大きな目をもつ暗闇からうまれた不思議な存在」との友情を描く物語 Lui non parla, ma si fa capire benissimo, ed è invisibile a tutti fuorché a lei. 「くろいの」はその女の子にしか見えず言葉も話しません。 Giorno dopo giorno, il timore lascia spazio alla fiducia e la bambina si farà condurre dalla creatura in un posto segreto, dove insieme si daranno alla pazza gioia. 最初は怖がっていた女の子も少しずつ心を開き「くろいの」に連れられ秘密の場所へやってくると時間を忘れてめいっぱい一緒に遊びました。 Con un testo stringato ed efficace e una elegante sequenza di illustrazioni in bianco e nero, questo albo crea una narrazione onirica e avventurosa, che celebra il mistero di un incontro felice. シンプルでいて力強い文章と白黒の洗練されたイラストが、夢のようで冒険的な物語を紡ぎミステリアスで幸せな出会いを描きだします。 Libro vincitore del Premio Andersen 2024 - Categoria Miglior Albo illustrato 2024年アンデルセン賞・最優秀絵本部門受賞作 ——————————————— タイトル: くろいの La cosa nera 田中 清代作 Kiyo Tanaka Topipittori 出版(イタリア語)
-
【日本語版】ウクライナ・ノート:対立の起源 (Quaderni ucraini. Le radici del conflitto)
¥2,200
«Al principio l'Ucraina era per me qualcosa di indistinto, una nuvola appartenente al firmamento sovietico. Poi ho cominciato a frequentarla e i nomi esotici che sentivo in casa sin dall'infanzia divennero paesaggi concreti. Come è stata la vita durante e dopo il comunismo da queste parti? Me lo domandavo sinceramente. Trascorsi due anni nei paesi dell'ex Unione Sovietica, fermando le persone. per strada e chiedendo a quegli sconosciuti di raccontarmi la loro storia. Mi resi conto in breve che la vita non era stata tenera, che molti di loro erano testimoni e sopravvissuti di un genocidio che ancora oggi fatica a essere ricordato.» (Igort) ウクライナとロシアの対立の原点は? 大飢饉「ホロドモール」を生き抜いた人々の証言 グラフィック・ノベルで描くウクライナ近現代史 イタリアを代表する漫画家が、現地での聞き取りをもとに、 ウクライナの苛烈な歴史を背負う人びとの生き様を描く。 私はウクライナ人の物語に耳を傾け、本に描くことに決めた。 それはたんに、私にとっても、胸にしまっておくことが難しかったからだ。 ここに描かれているのは、道ばたで偶然に知り合った人びとの物語。 鉄のカーテンにきつく抱かれた状態で生まれ、生きる運命にあった 人びとの身に起きた現実の物語だ。(本文より)
-
【日本語】ロシア・ノート:アンナ・ポリトコフスカヤを追って (Quaderni russi. Sulle tracce di Anna Politkovskaja. Un reportage disegnato)
¥2,200
La Russia di oggi, quella della “democrazia travestita” di Putin, dell’omicidio della giornalista Anna Politkovskaja e della guerra in Cecenia. Patrocinato da Amnesty International, Quaderni russi è un libro duro e necessario. Un viaggio nell’inferno post-sovietico, abitato da donne e uomini che continuano a resistere. «Molto più di un reportage. Igort ha incontrato e ascoltato gente, ha inseguito storie, con la stessa attitudine che era stata della Politkovskaja. Ovvero non un cinico distacco da giornalista che deve semplicemente raccontare ciò che vede e sa. No: il racconto è un’umanissima partecipazione a ciò che è, un voler stare da una parte, dalla parte di coloro che non si accontentano delle verità preconfezionate distribuite come veline d’apparato.» – Il Fatto Quotidiano Igort racconta a fumetti la verità della Russia di oggi, quella della corruzione, dell’omicidio di Anna Politkovskaja, della sporca questione della guerra in Cecenia, di Beslan e dei gas usati al teatro Dubrovka di Mosca. Testimone e interprete, Igort registra e disegna. Fa parlare i volti, dà voce alle vittime. Affronta il viaggio nell’anima, nella storia e nell’attualità della Russia non con l’atteggiamento del cronista, ma con la commozione partecipe di chi ascolta i perseguitati. Dopo aver raccontato nei Quaderni ucraini i perseguitati di ieri, con Quaderni russi, Igort racconta quelli di oggi: le donne e gli uomini che hanno resistito alla “democrazia travestita” di Putin, come la coraggiosa giornalista Anna Politkovskaja e i ceceni torturati e massacrati in una guerra dimenticata dai media. Donne e uomini che continuano a resistere, scendendo ogni giorno in piazza. 2006年、モスクワの自宅アパートで殺害されたアンナ・ポリトコフスカヤ。彼女はロシア独立系新聞『ノーヴァヤ・ガゼータ』をリードするジャーナリストだった。 ロシア連邦軍と独立派武装勢力、そして現地に暮らす多くの市民たち──ポリトコフスカヤの生前の取材と、友人への聞き取り調査をもとに、「掃討作戦」という名の民間人虐殺、不正にまみれたロシア軍の実態など、無法地帯と化したチェチェンを描く。 著者について [作]イゴルト(Igort) 1958年、イタリア・サルデーニャ生まれ。イタリアを代表する漫画家のひとり。日本での活動歴もあり、90年代には雑誌「モーニング」で連載を持っていた(単行本『Yuri』やまねみどり訳、講談社、1996年)。2015年、東京のイタリア文化会館にて、谷口ジローとの二人展「歩くひとたち」を開催。 代表作『5は完璧な数字(Cinque è il numero perfetto)』の執筆に取り組んでいた90年代には東京に暮らしていた。2015年に第1巻が刊行された『日本ノート(Quaderni giapponesi)』という作品でも、複数の漫画賞を受賞している。2010-11年、ウクライナ、ロシアに2年間滞在した経験をもとに、『ウクライナ・ノート』、『ロシア・ノート』を刊行。2022年10月、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、『ウクライナ・ノート2──侵略の日誌』を発表。 [訳]栗原俊秀(くりはら・としひで) 翻訳家。1983年生まれ。 訳書にイゴルト『ウクライナ・ノート』、ゼロカルカーレ『コバニ・コーリング』(花伝社)、アントニオ・スクラーティ『小説ムッソリーニ 世紀の落とし子』(河出書房新社)、ジョン・ファンテ『ロサンゼルスへの道』(未知谷)など。カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷)の翻訳で、須賀敦子翻訳賞、イタリア文化財文化活動省翻訳賞を受賞。
-
【イタリア語】ロシア・ノート:アンナ・ポリトコフスカヤを追って (Quaderni russi. Sulle tracce di Anna Politkovskaja. Un reportage disegnato)
¥5,280
La Russia di oggi, quella della “democrazia travestita” di Putin, dell’omicidio della giornalista Anna Politkovskaja e della guerra in Cecenia. Patrocinato da Amnesty International, Quaderni russi è un libro duro e necessario. Un viaggio nell’inferno post-sovietico, abitato da donne e uomini che continuano a resistere. «Molto più di un reportage. Igort ha incontrato e ascoltato gente, ha inseguito storie, con la stessa attitudine che era stata della Politkovskaja. Ovvero non un cinico distacco da giornalista che deve semplicemente raccontare ciò che vede e sa. No: il racconto è un’umanissima partecipazione a ciò che è, un voler stare da una parte, dalla parte di coloro che non si accontentano delle verità preconfezionate distribuite come veline d’apparato.» – Il Fatto Quotidiano Igort racconta a fumetti la verità della Russia di oggi, quella della corruzione, dell’omicidio di Anna Politkovskaja, della sporca questione della guerra in Cecenia, di Beslan e dei gas usati al teatro Dubrovka di Mosca. Testimone e interprete, Igort registra e disegna. Fa parlare i volti, dà voce alle vittime. Affronta il viaggio nell’anima, nella storia e nell’attualità della Russia non con l’atteggiamento del cronista, ma con la commozione partecipe di chi ascolta i perseguitati. Dopo aver raccontato nei Quaderni ucraini i perseguitati di ieri, con Quaderni russi, Igort racconta quelli di oggi: le donne e gli uomini che hanno resistito alla “democrazia travestita” di Putin, come la coraggiosa giornalista Anna Politkovskaja e i ceceni torturati e massacrati in una guerra dimenticata dai media. Donne e uomini che continuano a resistere, scendendo ogni giorno in piazza. 2006年、モスクワの自宅アパートで殺害されたアンナ・ポリトコフスカヤ。彼女はロシア独立系新聞『ノーヴァヤ・ガゼータ』をリードするジャーナリストだった。 ロシア連邦軍と独立派武装勢力、そして現地に暮らす多くの市民たち──ポリトコフスカヤの生前の取材と、友人への聞き取り調査をもとに、「掃討作戦」という名の民間人虐殺、不正にまみれたロシア軍の実態など、無法地帯と化したチェチェンを描く。 著者について [作]イゴルト(Igort) 1958年、イタリア・サルデーニャ生まれ。イタリアを代表する漫画家のひとり。日本での活動歴もあり、90年代には雑誌「モーニング」で連載を持っていた(単行本『Yuri』やまねみどり訳、講談社、1996年)。2015年、東京のイタリア文化会館にて、谷口ジローとの二人展「歩くひとたち」を開催。 代表作『5は完璧な数字(Cinque è il numero perfetto)』の執筆に取り組んでいた90年代には東京に暮らしていた。2015年に第1巻が刊行された『日本ノート(Quaderni giapponesi)』という作品でも、複数の漫画賞を受賞している。2010-11年、ウクライナ、ロシアに2年間滞在した経験をもとに、『ウクライナ・ノート』、『ロシア・ノート』を刊行。2022年10月、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、『ウクライナ・ノート2──侵略の日誌』を発表。 [訳]栗原俊秀(くりはら・としひで) 翻訳家。1983年生まれ。 訳書にイゴルト『ウクライナ・ノート』、ゼロカルカーレ『コバニ・コーリング』(花伝社)、アントニオ・スクラーティ『小説ムッソリーニ 世紀の落とし子』(河出書房新社)、ジョン・ファンテ『ロサンゼルスへの道』(未知谷)など。カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷)の翻訳で、須賀敦子翻訳賞、イタリア文化財文化活動省翻訳賞を受賞。
-
【イタリア語】イタリア人漫画家のマンガ帝国探訪記 (Quaderni giapponesi. Vol. 1: Un viaggio nell’impero dei segni)
¥5,280
SOLD OUT
※こちらはイタリア語のコミックです。 憧れの宝庫であった日本。イタリア人漫画家はある挑戦を携えて、この地に降り立った。時には朝の道場で座禅を組み、時には宮崎駿や谷口ジローのもとを訪れ、時にはお気に入りの書店を巡る、夢のような日々。 そして彼は挑む、日本での雑誌連載を。しかし、“マンガ帝国”の常識は想像を超え、ある時は160ページのネームがボツになって——。 イタリア人漫画家が在りし日の日本での挑戦と暮らしを振り返るグラフィック・ノベル。 I Quaderni giapponesi raccontano facce diverse del prisma Giappone. Nel primo volume, Igort racconta Tokyo e l’industria del manga. Il secondo volume è invece un’esplorazione della Natura, sulle orme del poeta Basho. Nel terzo volume (di prossima uscita), Igort si misura con l’elemento oscuro e perturbante della cultura giapponese. Il diario del primo occidentale invitato in Giappone a scrivere e disegnare i suoi propri, originali, manga. Segreti e misteri del mondo del lavoro Made in Japan, nell’industria di immaginario più potente di sempre. Con il metodo dell’osservatore curioso e partecipe, con taglio personale e autobiografi co, Igort racconta e disegna i suoi incontri e collaborazioni con i grandi editor e autori dei manga, con registi, intellettuali, musicisti e scrittori. Dallo scambio illuminante con Miyazaki, il più grande animatore vivente, sino alla collaborazione quotidiana con i grandi editor di Kodansha, editore di AKIRA, GON, Taniguchi e tanti altri capolavori giapponesi. I Quaderni giapponesi sono anche un saggio sull’estetica, un racconto utile per penetrare grandi fi gure di registi di genere come Suzuki Seijun, scrittori come Mishima o Kawabata, fi no a giganti del fumetto come Tsuge, Maruo, Tatsumi, Shigeru Mizuki. Sulla scia dei ricordi, Igort apre tante fi nestre e suggestioni su un Giappone affascinante e nascosto.
-
【日本語版】イタリア人漫画家のマンガ帝国探訪記 (Quaderni giapponesi. Vol. 1: Un viaggio nell’impero dei segni)
¥2,200
憧れの宝庫であった日本。イタリア人漫画家はある挑戦を携えて、この地に降り立った。時には朝の道場で座禅を組み、時には宮崎駿や谷口ジローのもとを訪れ、時にはお気に入りの書店を巡る、夢のような日々。 そして彼は挑む、日本での雑誌連載を。しかし、“マンガ帝国”の常識は想像を超え、ある時は160ページのネームがボツになって——。 イタリア人漫画家が在りし日の日本での挑戦と暮らしを振り返るグラフィック・ノベル。 I Quaderni giapponesi raccontano facce diverse del prisma Giappone. Nel primo volume, Igort racconta Tokyo e l’industria del manga. Il secondo volume è invece un’esplorazione della Natura, sulle orme del poeta Basho. Nel terzo volume (di prossima uscita), Igort si misura con l’elemento oscuro e perturbante della cultura giapponese. Il diario del primo occidentale invitato in Giappone a scrivere e disegnare i suoi propri, originali, manga. Segreti e misteri del mondo del lavoro Made in Japan, nell’industria di immaginario più potente di sempre. Con il metodo dell’osservatore curioso e partecipe, con taglio personale e autobiografi co, Igort racconta e disegna i suoi incontri e collaborazioni con i grandi editor e autori dei manga, con registi, intellettuali, musicisti e scrittori. Dallo scambio illuminante con Miyazaki, il più grande animatore vivente, sino alla collaborazione quotidiana con i grandi editor di Kodansha, editore di AKIRA, GON, Taniguchi e tanti altri capolavori giapponesi. I Quaderni giapponesi sono anche un saggio sull’estetica, un racconto utile per penetrare grandi fi gure di registi di genere come Suzuki Seijun, scrittori come Mishima o Kawabata, fi no a giganti del fumetto come Tsuge, Maruo, Tatsumi, Shigeru Mizuki. Sulla scia dei ricordi, Igort apre tante fi nestre e suggestioni su un Giappone affascinante e nascosto.
-
予約品: 選書3冊 (鳥取県 ポラーナ様)
¥7,370
SOLD OUT
【選書】 戦争・平和をテーマに選ばせて頂いた3冊 『ぼくが子どものころ戦争があった』には寮 美千子さんの直筆サインと紙芝居のセット 第一次世界大戦下、残されたイタリアの母娘の逃避行を描く『13枚のピンぼけ写真』と 長崎の被爆樹が見つめた原爆投下前後の一家を描く『わたしの町 ナガサキ』も 分断の進む今の世に一石を投じたいとの想いを込めて 改めて気づいてほしい。世界は一つだと・・・
-
★ピノッキオと巡るイタリアお菓子の旅
¥1,980
SOLD OUT
応援したい人がいる 応援したい店がある 応援したい想いがある ピノッキオの旅は終わりません こんなことで終わらせられない ・・・ 皆様、Pasticceria Bar Pinocchio(以下略称ピノッキオ)をご存知でしょうか? 東京の富士見ヶ丘に構えていた「イタリアの郷土菓子店」です。イタリア 好きが集う街の名物にもなるような菓子店でした。 昨年、その店主の岩本様が、生死を彷徨う大事故に遭い、惜しまれながら店は閉店してしまいました。 少し岩本さんについてお話させて下さい。 岩本さんはお菓子、私は本、進んだ道は違いますが同じイタリアの文化を伝える生き方を選んだ年齢も近い同志のような方です。 私がイタリア の洋書をなかなか手に取ってもらえないなぁと悩んだときに、「ピノッキオさんも頑張っている!」といつも刺激をもらい頑張ろうという気にさせてもらう間柄でもありました。 と、そこまで書いておきながら、じつは私は岩本さんとはメッセージのやり取りはしていますが直接の面識はありません。共通の知人を介して知り合い、メッセージで近況を伝え合う不思議な関係ですが、大好きなイタリア のことに打ち込む姿に自身を重ね合わせ、いつも力をもらっておりました。(今も頂いています) 岩本さんは小学校5年生の時に食べたイタリア菓子のパンペパート(クリスマスに食べられるお菓子)をきっかけにイタリア菓子に魅了され、イタリア に渡り、イタリア 郷土菓子専門の職人さんになられました。その時食べたパンペパートは神戸のイタリアンレストランが期間限定で販売していたものだったとのことです。 イタリア ではバールに住み込みで働き修行を積み、ヴィチェンツァ、ラヴェンナ、ボローニャ、ペルージャ、テルニ、シエナ、フィレンツェ、ローマ、とイタリア 中をお菓子の旅で巡られた方です。 日本に帰ってからも、お菓子を教わっていたノンナ(おばあさん)に文通でレシピを貰ってお菓子を製作し、試作が出来たらそれをイタリア に送る、ノンナから「これなら店に出してもオッケー」とお墨付きをもらったらようやく自身のお店に出せる。そうして出来たのがイタリア 菓子店「ピノッキオ」です。 店をオープンしてからも、教えてもらったお菓子が美味しかったら、「現地の味を知っておきたい」とイタリア のフリウリに旅立ちグバーナを食べる。そんな人です。ただ味を知りたいだけではなく、街や村の景色を、歴史を感じたくて。 どれだけの労力でしょうか。勿論時間もお金もかかります。お菓子屋を続けるのに必ずしなければいけないことではないかもしれない、そんなスタイルを愚直に続けてきたお菓子屋さんです。そうしたレシピは10,20,30...と増え続け、今は100を超える数となりました。ですのでピノッキオで作られるお菓子はその味にノンナから許可をもらった岩本さんだけが出すことを許されるお菓子です。同じお菓子をレシピ通りに作ってもピノッキオのものにはなり得ないのです。そこには二人の歴史やイタリア の街並み家庭の匂いが溶け込んでいるのですから。 このお菓子への想いと行動力は、イタリア の作家さんや出版社さんに、洋書のまま絵本を紹介するために、私訳を付けることや作家さん、イラストレータさんの資料を付けること、あらすじを日本語で作成することなどを許可もらうためにイタリアの本関係の人々に尋ね回り奔走する自分の姿と重なります。イタリア に行って説明。日本からコンタクト先を探して説明。地道な作業が続きます。岩本さんの足元にも及びませんが気持ちだけは勝手に共感出来た気になってしまうのです。 絵本店としても菓子店としても店側の人間が、「これだけのことを裏でしているんだ」と、さも人には出来ないような努力をしていると思わせてしまうこのような書き方はあまり良いことではないかもしれません。どのような方でも皆様それぞれ多分に努力をして仕事を成し遂げているわけですから、自分達を特別のように見せるのではなく、裏の努力は見せず淡々とやるべきことをするのが本来なのだとは思います。 でも書かせて下さい。それでは見えなくなってしまう岩本さんの熱意や努力を少しでも皆さんに知ってほしいのです。 イタリア 菓子への一方的な想いだけが強い方ではありません。 お客様にまつわる面白い逸話も聞かせて頂きました。 中学時代からピノッキオのバーチディダーマ(チョコレートクッキーのようなお菓子)を好きになってくれて、高校生になり初めて出来た彼氏へバレンタインで手作りのものを渡すために、岩本さんが作り方を教えたこと、そしてそのバーチが仲睦まじい2人に学校の屋上で食べられたという心あたたまるお話。このお菓子はイタリア 語で貴婦人のキス という意味なのですが、「そのままチューまでいったん?」と聞きそうになったのを堪えて「良かったなぁ」とだけ伝えたという岩本さんのお人柄もとても素敵です。 100円を握りしめてやってくる小学5年生の男の子。「この固さがたまんない」と一丁前にカントゥッチを食べるそうです。 修学旅行の際に来てくれた修学旅行生に彼女とデートするためのオススメの場所を教えてあげたというお話もほんわかするエピソードです。 そうして地域に愛されて少しずつ育ってきたピノッキオは帰宅が遅くなった仕事帰りに岩本さんが乗ったタクシーが大事故に遭いあっけなく閉店することになってしまいます。 願わくば先程挙げたような子供達と一緒にお店も成長したかったというメッセージが頭から離れません。 不幸中の幸いか、岩本さんは一名を取り留め、脳にも障害が無く事故後半年を迎え今は病院で過ごされています。それでも再手術を重ねた今も歩くことは勿論、立つこともままならない状態で神経麻痺に苦しむ日々が続いています。 そんな中以前から受けていた出版の話を受け、イタリア 菓子の絵本を出版されました。タイトルは『ピノッキオと巡るイタリアお菓子の旅』です。 自分の作り得るお菓子はノンナ直伝のアバウトなものでレシピ化は難しいと断り続けていたものを、岩本さんのやりたいようにやってもらってかまわない、、と出版社さんの懐の深い提案を受け、決断に至ったという絵本です。 オールイラストのお菓子本にしたいと断固として写真を使わないものになりました。イラストを手掛けられたのは向井順子さん。フィレンツェに小さな画廊を構え、温かみのある画風で、岩本さんの作られるお菓子に、思い描く本にぴったりだと、一緒に本を作ることになったとのことです。 お菓子の作り方が載っているだけではありません。 お菓子の由来 岩本さんとお菓子の出会い そのお菓子の地方の特色 などと併せて描かれる絵本です。 ですのでこれはただのレシピ本ではありません。 ピノッキオと岩本さんのお菓子を巡る終わりなき旅の絵本です。今はまだ旅の途中の2人の物語をお楽しみ頂けると嬉しく思います。 死んでもおかしくない事故の中、お店を失い、健康な体も失ってはしまいましたが、生きているからこそ、お菓子本の出版が出来てお客様に感謝の気持ちを伝えられる。 本が世に出たからこそ、この先ずっとこの本は残り、イタリアを好きに、イタリア菓子を好きになる、未来のイタリア菓子職人ができるキッカケになるかもしれない。 今はまだ1分も立てない体だけど、頭は健康、手も動く。なのでSNSを介してイタリア菓子についてのあれこれを発信出来る。 今の自分に出来ることを精一杯して、何年経っても必ずまた菓子職人として立てると信じ、リハビリに励む。いつまでもイタリアが好きでイタリア菓子が大好きだと・・・ その言葉を聞いた時には感動の想いが抑えられませんでした。立つことも出来ないことを嘆くのではなく、だからこそ本を通じて感謝の気持ちを伝えられる。同じ状況になっても、私にはきっと死ぬまで言えない言葉なんじゃないかと思います。 岩本さんを応援して頂けると嬉しく思います。私の店からでなくても構いませんので、イタリア菓子の絵本を買って、お菓子を作ってピノッキオに想いを馳せて頂ける人が一人でも増えれば、ピノッキオの想いやイタリア の食文化は少しずつ根付いていくはずです。 学校やレストラン、お菓子屋さんや本屋さん、イタリア に関わる人、食にかかわる人・・・ 出来ればイタリア と全く縁の無い方にも想いが届けばと願っております。普段私が取り扱うイタリア語の絵本をイタリア と縁の無い方に興味を持って下さいというのはすぐには難しいかもしれません。 でもお菓子の場合、食べれば美味しいか美味しくないか、見た目が楽しいか楽しくないか、わかりやすくお手軽に楽しんで頂けると思います。勿論その背景まで楽しんでもらうのは少しずつ時間をかけてかもしれませんが、イタリア 菓子の美味しさや楽しさはそれが無くてもなお伝わるものだと信じています。 どなたでも何か心に触れるものを感じて頂けた人がおられましたら投稿を拡散頂いたり、店を失ってしまったピノッキオの活動や想いを広く伝えられる知恵を頂いたり、応援のメッセージを頂けると嬉しく思います。 私は絵本店として、地道に岩本さんの活動について語り、ピノッキオの絵本『ピノッキオと巡るイタリアお菓子の旅』 を紹介・販売していきたいと思っています。 応援の気持ちを込めて100冊全て買い取りで仕入れさせて頂くことにしました。多くの方に手に取ってもらえたらと願っています。 長くなってしまい申し訳ございませんでした。 そして個人の想いを押し付けることですみません。今回のことは私情に溢れてます。それでも宜しくお願い出来れば嬉しく思います。 チェルビアット 四方 —————————— #ピノッキオと巡るイタリアお菓子の旅 #ピノッキオ #Pasticceria Bar Pinocchio #イタリア菓子 #絵本
-
【日本語版】guarda che luna!
¥1,980
SOLD OUT
※こちらは日本語の絵本です。指で仕掛けを動かすと絵が出てきます。(1枚目の写真と2枚目の写真を見比べてみて下さい) ちいさなゆびで なにができるかな? いろいろなことが できるんだよ ・・・ ガブリーレ・クリーマさんの仕掛け絵本のシリーズです。 今回は夜空のお月様 ちいさなゆびで仕掛けを動かして、色んなお月様を見てみよう(^^) ——イタリア語紹介文から——————— Cosa puoi fare con un ditino? ちいさな ゆびで なにが できるかな Tante, tantissime cose. いろいろなことが できるんだよ Puoi alzare la marea quando vuoi tu, puoi giocare a nascondino lassù; puoi accendere la luna più piena che ci sia, può accadere nel bosco una magia… 君の思い通りに潮の満ち引きが出来るし、月でかくれんぼだって出来る。満月を呼び出すことも、月明かりで森を照らすことだって出来る。 Un libro magico e sorprendente per scoprire la forza dell’immaginazione e il potere della fantasia. È facile, basta un ditino. 想像する力や夢見る力を育てる、不思議な絵本。小さな指一本で・・・試してみましょう! タイトル: Guarda che luna! おつきさまのまほう Gabriele Clima ガブリエーレ・クリーマ La coccinella 出版 ——————————————————— イタリア語絵本翻訳 Traduzione dei libri illustrati ↓ http://blog.livedoor.jp/cervietto_minoru/
-
【日本語版】I musicanti di brema ブレーメンのおんがくたい
¥1,540
※こちらの絵本は日本語です。 【イタリア絵本】日本語版のある絵本 飼い主に捨てられそうになった年老いたロバ 「こんなところ、おさらばしてブレーメンにいこう!」 ———— 世界の名作童話の一つ『ブレーメンのおんがくたい』 グリム童話の一つでご存知の方も多いのではないでしょうか。 年老いてできることが少なくなっても「演奏しにブレーメンにいこう!」と旅立つロバ 動物達が協力し「まさかの方法」で泥棒を追い出す様子 何かをやろうという気持ちや、1人では出来ないことも仲間と知恵を出し協力することで達成できることもあるんだな、とあらためて気づかせてくれる名作だと思います。 世界中で色んな作家さんやイラストレータさんの手で再話されていますが、今回紹介させて頂くのは独特なタッチが魅力的なイタリアの絵本作家アッティリオ・カッシネリさんによるものです。 1923年生まれの絵本作家さんで、90歳を過ぎてなお創作を続けられており、力強い線で描かれる独特のタッチのイラストが人気です。 『あかずきん』、『みにくいアヒルのこ』、『さんびきのこぶた』など誰もが知る世界の名作もアッティリオさんにより再話され日本語にも訳されています。 イタリアの絵本のマエストロ アッティリオおじいちゃんによる世界の名作を味わって頂けると嬉しく思います。 ——イタリア語紹介文から——— Una storia divertente sul coraggio di cambiare e sull’importanza della collaborazione, dove l’unione fa la forza! 変わろうとする勇気、そして力を合わせることの大切さを描く楽しいお話。団結は力なり! C’era una volta un vecchio asino. むかしむかし としをとった ロバが いました。 Il padrone decise di venderlo perché non gli serviva più. かいぬしは このロバを うることにしました。もう なんのやくにも たたなくなったからです。 L’asino allora pensò: “Scappo, vado a Brema a suonare”. ロバは そこで おもいました。「ここからにげて、ブレーメンのおんがくたいに はいろう!」 E sulla strada si unirono a lui il cane, il gatto e il gallo… それから みちで 犬やネコ、にわとりと であい いっしょに すすんでいくと… ————— タイトル: I musicanti di Brema ブレーメンのおんがくたい Attilio Cassinelli 作/絵 アッティリオ・カッシネリ さとうのりか 訳 Lapis 出版 岩崎書店 出版(日本語版)
-
IL GIORNO IN CUI GLI ANIMALI GIOCANO A NASCONDINO (かくれんぼの庭)
¥2,000
SOLD OUT
【イタリア絵本】日本語とイタリア語併記の絵本 さまざまな動物たちがかくれんぼをすると…… ——— 独特な絵柄に引き込まれてしまう不思議な絵本。 繊細で緻密なタッチが想像力を駆り立て、作家さん独自の世界観に触れられる気がします。 ねんねの時に羊を数えるように1から数字を数えていくと... 絵本の文章はタイトルと数を数え始める最初の一文だけ。他は数字と絵で表されるサイレントブックのような絵本です。 『かくれんぼの庭』と訳されるイタリア語のタイトル “IL GIORNO IN CUI GLI ANIMALI GIOCARONO A NASCONDINO”というのは直訳すると「かくれんぼをして遊ぶ動物達の1日」という意味になります。 タイトルの通り、数字を数えながら絵本のページをめくると、かくれんぼをしている動物達が現れます。 動物たちと数字が融合した不思議な世界を楽しんで頂けると幸いです。 ※ こちらは2016 年、ボローニャ国際絵本原画展とリスボン国際ブックフェアで入選したダニエレ・カステッラーノさんが手掛ける初の絵本です。 —-絵本本文から引用—- La pecora nera si offrì di contare. 黒い羊が数えます。 ———- タイトル: IL GIORNO IN CUI GLI ANIMALI GIOCARONO A NASCONDINO かくれんぼの庭 Daniele Castellano ダニエレ・カステッラーノ 作・絵 @daniele.castellano 山烋(さんきゅう)出版 @sankyu_grazie_mahalo ———————————————————————— イタリア語絵本翻訳 Traduzione dei libri illustrati ↓ http://blog.livedoor.jp/cervietto_minoru/
-
種をあつめる少年 (日本語&イタリア語 対訳絵本)
¥2,200
※こちらの絵本には付録としてイタリア語の「あとがき」も付いてきます。本文は全て日本語とイタリア語が対訳になっています。 【イタリア絵本】日本語とイタリア語併記の絵本 キッチンで料理をしながら ふと夜空のことを想う... 空に種を撒き 種は星となり 空から大地に降り注ぐ... —— これはレストランと少年にまつわる幻想的な物語。 あるレストランにやってきた少年が空に種を撒くと種は空に瞬く星となり、流れ星となり降り注ぐという不思議なお話です。 料理人のご両親を持つ作者のさわの めぐみさんは、ご自身もイタリアで2年間料理の修行をされた方で今は日本で『ものがたり食堂』を始め食に関わる活動をされておられます。(余談ですがチェルビアット絵本店店主と同じ時期に同じ街に留学していた同級生でもあります。) この物語にはそんな料理人であるさわのめぐみさんが柿の種に感じた『小さな生命の源』が深く関わっています。 料理というおしごとをしているさわのさんが、柿を切った時に刃先に感じた種の感覚。種無しという本来の姿ではないものに慣れてしまった現代社会の中で、さわのさんはそのふとした出来事にハッと驚かされたといいます。 その種に不思議と『小さな生命の源』を感じ、種は捨てられないまま今もお菓子の空き箱に大切に保管されているのです。 種は命の始まりという事を改めて感じさせてくれるとてもあたたかな物語をお楽しみ頂けると嬉しく思います。 さわのさんがイタリアで料理の修行をされていたこともあってか、ミネストローネやフォカッチャといったイタリア料理が絵本に出てくるところも嬉しいぽい。 日本語とイタリア語併記になっている為イタリア語を勉強されている方なんかにも楽しい一冊ではないでしょうか。 物語は勿論、絵も美しい叙情的な絵本をお楽しみ頂けると幸甚でございます。 ——ニジノ絵本屋さんHPから———— Al calar della sera, un bambino bussa alla porta del mio ristorante per chiedere dei semi. 暗くなるころ 坊っちゃんは 種をもらいに レストランに やってきます。 Lui mi dà una mano, ma è un po' maldestro. お手伝いもしてくれるのですがちょっぴり不器用です。 Quando anche l'ultimo cliente lascia il tavolo,lui si siede al tavolo della cucina e mangia pane e minestra. Poi raccoglie uno per uno tutti i semi della frutta e della verdura avanzata quel giorno e se ne va via. レストランがゆったり しずまるころ キッチンのテーブルでスープとパンをたべます。 それから その日 捨てられる野菜や果物の種を あつめてもってかえります。 Il compito del bambino è spargere i semi in cielo. Nelle notti di luna nuova è ancora più impegnato. La notte si avventura in cielo a spargere i semi, e capita che per un po' non si faccia vedere al ristorante. 坊っちゃんのしごとは 空に種をまくこと。新月の夜は おおいそがしです。夜空に種をまく 旅にでるそうでしばらく レストランには、顔をだしません。 ————— タイトル: Il piccolo collezionista di semi 種をあつめる少年 さわのめぐみ 作 中村まふね 絵 Loris Usai 翻訳 Tommaso Rossi 翻訳 Yuri Namiki 翻訳 ニジノ絵本屋 出版 ——————————————————————- イタリア語絵本翻訳 Traduzione dei libri illustrati ↓ http://blog.livedoor.jp/cervietto_minoru/
-
【予約品】選書12冊:「戦争と平和」をテーマに選んだ本や絵本
¥20,000
SOLD OUT
*鳥取県の地域コミュニティースペースの読書会向けに「戦争と平和」というテーマで選書させて頂きました。選書書籍は以下の通りです↓ ・絵本 キンコンカンせんそう ジャーニー国境をこえて むこう岸には 交響曲「第九」喜びよ未来へ! Amali e l'Albero(難民の物語) Io e la mia paura(ひみつのビクビクのイタリア語版) ・本 命をつないだ路面電車 わたしはあなたは 休戦 母マリアの冒険 見知らぬ友 Il violinno di Auschwitz(アウシュビッツのバイオリン)
-
じかんやテンペリア (L’uomo che vendeva il tempo)
¥2,310
※こちらは日本語版の絵本です。巻末にイタリア語原文も付いております。 【イタリア絵本】日本語版のある絵本 そこは流れる時を売るお店... 「友だちと遊びたいからあと30分!」 「せめて5分だけ。ふとんにくるまっていたいから...」 色んな人が様々な理由で時間を求めてやってきます。 寸分の狂いもなく時間を測り渡していくのは店主のヴェットーレさん。1秒だって間違うことのないプロの時間売りです。 そんな「じかん屋テンペリア」にある日あらしがやってきて... ——— このお話は6月に日本でkotobaya booksさん(@kotobayabooks )から翻訳出版される『じかん屋テンペリア』という絵本で巻末には原文のイタリア語も付いています。 時間に追われ過ごす日々にハッと気づきを与え立ち止まらせてくれる一冊。フックスフーバーの『わすれられた庭』を彷彿とさせる物語に思えます。 6/19には奈良(桜井)のイタリア菓子店Zucca(ズッカ)さんにて出版記念イベントを開催予定で、イタリア菓子を頂きながら絵本のみどころと制作背景についてお伺い致します。 追って詳細をお知らせさせて頂きますので楽しみにお待ち頂けると幸いです。 東京の書店「緑のゆび」さんや大阪の「まちライブラリーとかとか」さんでもイベントが開催されるようです。 概要を下部に記載しておきますので、そちらにもぜひご参加頂けると幸いでございます。 —イタリア語紹介文から— Nel negozio di Vettore, ciascuno trova ciò che desidera: mezz'ora in più per giocare con gli amici, altri cinque minuti sotto le coperte, una giornata da dedicare a una nuova invenzione. ヴェットーレのお店では、誰もが望むものを得られるのです。友人と遊ぶための30分に、布団ですごすためのあと5分。新しい発明のための1日だって思いのまま。 C'è sempre la fila! Vettore lavora da mattina a sera, e il tempo che gli avanza lo regala a chi non può comprarlo. Finché un giorno, proprio quando è lui ad averne più bisogno, Vettore scopre di avere finito le scorte di tempo... いつも行列ができていて、ヴェットーレは朝から晩まで働いています。買うことができない人にはプレゼントまで。でも彼にだって十分な時間が必要ですよね。ある日とうとう貯めていた時間がなくなったことに気づいてしまい...