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l'albero

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イタリア語の絵本】

L’albero
『おおきな木』

Shel Silverstein
Daniela Gamba
シェル・シルヴァシュタイン 作
ダニエラ・ガンバ 訳 (イタリア語)

簡単に深いとか考えさせられるとか言って良いのかわかりませんが、大好きな名作の一つです。

村上春樹氏の訳と本田錦一郎氏の訳が有名ですね。

人は、多かれ少なかれ主人公の男の子(老人)のような行動や考え方をするのではないでしょうか。

どんなに仲の良い関係でも仲良さの形や感情は変わっていきます。

毎日会っていた友人でも学校が変わり大人になるにつれてあまり会わなく、会えなくなることもあるでしょう。

時間が限られた中で会う時にも、利害関係が絡む事も多くなって来ると思います。

利害関係と書けば聞こえは良くないかもしれませんが、特に社会に出れば当たり前のことではないでしょうか。

パートナーから夫婦に変わり、子供が出来て、家族への愛情も激しいものから緩やかなものに変わったり、常に同じ形ではないこともあると思います。

絵本でも本でも、作者が本当に伝えたいことは作者にしかわからないでしょう。

木の愛情も無償の愛なのかそうではないのか、本文の途中、幸せなのか不幸せなのか濁すような文章(And the tree was really... But not really.)もあり簡単に解釈して良いお話ではないかもしれません。(こちらは原文を出したかったので、日本語でもなくイタリア語でもなく英語を記載させて頂きました。)/
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でも、この絵本は愛情の形について一度立ち止まって考えるきっかけをくれるとっても素敵な絵本だと思います(^^)
————————————————————————— ++あらすじ++ /
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木は男の子が大好きです。

男の子も木が大好きです。

木登りして、かくれんぼをして、お昼寝して、いつも木と一緒に遊んでいます。

でも時が経ち男の子が木に遊びに来ることは少なくなりました。

たまに遊びに来ても、お金のために木になるりんごをもらって帰ったり、家を作るために木の枝を切って帰ったり、それからまた当分の間、木の元にあそびに帰ってくることはありません。

それでも木は幸せなのでした。

とうとう最後は幹だけになってしまったおおきな木。

木は本当に幸せだったのかそうでは無かったのか。(解釈の分かれるところでしょう)

男の子は老人になりもう必要なものは何も無くなってしまいました。 「何も要らない。ただ、ゆっくりと座って休めるところがほしいなぁ」

木は自分の切り株にその老人を座らせてあげます。

木はそれで嬉しかったのです。
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++本文から++ /
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/日本語訳は村上春樹さんのものを記載しております。
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Insieme giocavano a nascondino e quando il bambino era stanco, si addormentava alla sua ombra.
いっしょに かくれんぼをして遊びました。
くたびれると こかげで 少年は ねむりました。

Il bambino amava l’albero...moltissimo.
少年は その木がだいすきでした・・・
だれよりも なによりも。

E l’albero era felice.
木はしあわせでした。

Ma il tempo passò.
でも じかんがながれます。

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