La notte della balena

SOLD OUT

【イタリア絵本】

知ってるかい？

夏の夜空には、年に一度だけ、クジラがやってくるんだ・・・

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これは、空飛ぶクジラとある家族の物語。

年に一度だけやってくる空飛ぶクジラ。
その日になると僕はいつもより早く寝る。

そうして真夜中のお父さんの声を待つ。

「来るぞ！」

お父さんの声を合図に家族みんなで屋上に登るんだ。シートをひいて、キャンドルを灯し、手にはパニーノを抱えて・・・

するとやってくるんだ。
夜空を駆ける、大きな大きなクジラがね・・・

———紹介————————————————
Per vederla volare sopra la città bisogna scegliere la notte giusta. 
町の上を飛んで行くそのクジラを見たいなら正しい夜を選ばなくちゃならない。

Si deve salire sul tetto in silenzio. 
屋上にあがり、静かに待つんだ。

Meglio se con qualche panino e un po' di pazienza. 
パニーノがあればなおいいね。ちょっとした我慢も必要さ。

Si può stare distesi e anche abbracciati. 
父さんと母さんと広げたシートの上で抱き合って。

E poi si aspetta. 
あとはただ待つだけ。

Lei sa quando arrivare. 
クジラはやってくる時をわかってる。

La balena annusa la felicità.
幸せの匂いを嗅ぎつけるんだ。

・・・・・
タイトル:
La notte della balena
クジラのやってくる夜に 仮題

Peppo Bianchessi (Autore)
ペッポ・ビアンケッシ 作

Pierdomenico Bacalario
ピエルドメニコ・バッカラーリオ

Rizzoli出版
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