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(Prenotati) Magical Anno’s ABC
¥7,590
Anno's Magical A. B. C. - Rilegato 3 coppie di Edizione giapponese
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母マリアの冒険 あるイタリア人が見た1987年のニッポン
¥1,980
※チェルビアット絵本店の店主が翻訳させて頂いた書籍です。 1987年に日本を訪れた1人のイタリア人女性の旅行記を日本語に訳したものです。 <あらすじ> 時に好意的に、 時に眉をひそめながら 高層ビル街、バブル景気に沸く街や人々ー 1つのピークを迎えていた 「1987年のニッ ポン」を、一人のイタリア人旅行者が描い ていきます。卓越した観察力や鋭い批評性 を発揮しながら紡がれていく「日記」に接 するうちに、現代の私たちは時に笑みをも らし、時に一考を促されることでしょう。 日本語/イタリア語併記! イタリア語学習者にも! 母を「冒険」に駆り立てた編者は、日本のテレビ局のローマ支局や大手食品メーカー のローマ支店のほか日本大使館などにも勤 務した大の日本マニア。翻訳は地元奈良か らイタリアの魅力を発信し続ける「チェル ビアット絵本店」店主。そして翻訳監修は気鋭の翻訳家が務めています。 —-出版の背景—- 「母の日記を出版できませんか?」と、ある日イタリアから届いた一通のメッセージから立ち上がった企画です。出版までに3年もの年月が経ってしまいましたがようやく本年出版が叶いました。 本書は1987年に日本を訪れた1人のイタリア人女性の旅行記です。著者は特段著名な作家やエッセイスト、有名人というわけではありません。 当初何者でもないイタリア人の旅の記録を出版するというのは難しいのではないかと諦めの気持ちもありましたが(訝しむ、諦念)一読して考えを改めました。 海外から見た当時の日本の文化や様相が日記の中から浮かびあがるように思われ心が躍り、ページをめくる手が止められなくなっていたのです。「一人のイタリア人が観察した当時の日本を描く克明な記録として大変興味深い」そんな風に思いました。 高層ビル群やバブル景気…。ピークを迎えある種の転換期とも言える数十年前の日本に対するイタリアからの旅行者目線、第三者視点が興味深く、現代との差異や共通項が感じられ今を生きる私たち日本人からみても往時をしのぶ記録となっていたのです。 また、著者が旅行記として日本の様子を記録するのみに留まらず、 その時々の喜びや驚き、戸惑いなどを赤裸々に書き残している 為、異文化に触れる著者の心情を通じ、読者も文化の違いや異 なる生活習慣を持つ人々との暮らしを共体験しながら味わえる一つの物語としても関心を集めるものだと感じました。 とは言え、作家ではない一般の方の日記を文芸翻訳家でもないただのイタリア好きが訳した作品に興味を持ってくださる版元はなかなか見つかりません。 刊行して下さる出版社さんを見つけるのは非常に難航しましたが、私が毎年埼玉で出展している絵本のイベントでご縁があった出版社さんが関心をお持ち下さりようやく出版が実現に至った一冊です。 本書はイタリア語が読める方には原文のニュアンスが、そのまま伝わるように日本語とイタリア語の対訳になっています。 ぜひお目通し頂けると幸いです。 『母マリアの冒険』 あるイタリア人が見た1987年のニッポン マリア・グラッセティ 著 アッティリア・グラッセティ 編 四方 実 訳 栗原俊秀 監訳 新書判 274ページ 定価1,980円(本体1,800円+税10%) 発行:株式会社T&K ISBN978-4-909873-01-9 発売予定:2024年12月24日 本作の特徴: ○イタリアからの旅行者目線による日本の様子が描かれていて、1987年当時の日本に対する海外からの第三者視点が興味深い。 ○数十年前に当たる1987年の往時の様子に現代との差異や共通項が感じられ今を生きる私たち日本人からみても往時しのぶ記録となっている。 ○著者が旅行記として日本の様子を記録するのみに留まらず、その時々の喜びや驚き、戸惑いなどを赤裸々に書き残している為、異文化に触れる著者の心情を通じ文化の違いや異なる生活週間を持つ人々との暮らしを共体験しながら味わえる。 ○著者は特段著名な文学者やエッセイストでは無いことがかえって市井の人々の普遍的な視点になっていて共感を呼ぶのではないか。 ○訳文は翻訳家・栗原俊秀先生の監修を受け細部まで目配りが行き届いている。
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Noi Kodama
¥5,830
SOLD OUT
宮崎駿さんの映画が大好きな作者ビンバランドマンさんがもののけ姫から着想を得て刊行した物語。 日本の木霊をテーマにし、Noi kodama (ぼくたちコダマだよ)というタイトルになっています。 本作では木の精霊である木霊を主人公に四季の移り変わりが描かれ、木霊を通じ自然と私たち人間の繋がりが浮かびあがってきます。 森の中で木霊と過ごす1 年間。どの季節のページを開いても、木霊たちが命や生き方について考えさせるようなメッセージを投げかけ、植物が自然の大いなる知識をもたらしてくれます。 私たち人間へのメッセージにも思われる森に息づく精霊達の物語をお楽しみ頂けると幸いです↓ I Kodama sono gli spiriti degli alberi nella tradizione giapponese. 木霊とは日本に古くから伝わる木の精霊のことです。 Un illustrato da assaporare mese dopo mese, per scoprire i cambiamenti della foresta attraverso le stagioni, la saggezza degli alberi, l'armonia con tutte le creature. 四季の移り変わり、木々の恵み、全ての生き物との調和を通じ森の変化を感じながら1ヶ月毎の木霊と過ごす自然の世界を味わってみてください。 タイトル: Noi kodama ぼくたち木霊だよ Bimba Landmann Camelozampa
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【予約品】Piccoli pensieri blu
¥5,280
SOLD OUT
【イタリア絵本】 作者ビンバランドマンさんの想いの込められた32の断想を綴る絵本。 病気で痛みのため肩から腕を満足に動かせなくなっていた時期にビンバさんが痛くてペンを長時間持てない時でも「肘から下を動かすだけで、一日に少しだけでもペンを持ち替えずに描ける絵はある」と青一色で描き綴った絵本です。 ・道しるべを見失わないように毎日星を眺めてみるの ・この道を忘れてはいけないわ。家へと続くこの青い道を といったビンバさんの想いの込もる素敵な言葉が並びます。とてもシンプルなことだけれど、日々の生活に忙殺され忘れがちな大切な気持ちを思い出させてくれる言葉達。 ビンバさんの優しくあたたかい想いに触れて頂きたい一冊です —イタリア語から— I Piccoli pensieri blu sono 32 pensieri di Bimba Landmann accompagnati da disegni realizzati con diverse sfumature di blu. 青一色で描かれた絵本。作者ビンバランドマンさんの32の想いを綴る言葉が描かれていて、同じ青でもそれぞれ風合いの違う青になっています。 —本文抜粋— Contemplo ogni giorno una stella non per perdere la rotta. 道しるべを見失わないように毎日星を眺めてみるの Ho bisogno di non dimenticare questa strada blu che conduce a casa. この道を忘れてはいけないわ。家へと続くこの青い道を ——- タイトル: Piccoli pensieri blu 青くささやかな想い Bimba Landmann Storiedichi Edizioni
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こうえん通りのへんな家
¥1,980
【イタリア在住イラストレーターさんの絵本】 荒れ果てた庭。閉じたままの窓。 幽霊屋敷と噂される赤い屋根の「へんな家」がありました…。 怖いものみたさでつい家に立ち寄ろうとする子ども達。いけないとわかっていればこそ、余計にのぞきたくなってしまう子ども心にはなんだか共感してしまうところがあります。 そんな子ども達の気持ち、皆さまにも通ずるところはあるのではないでしょうか?(といってわたしだけだったらどうしよう 汗) そうこうしているとそのおかしな家に女の子の飼っているネコが迷い込んでしまって…と物語は続きます。現実の世界のちょっとしたファンタジーを描く構成にワクワクどきどきしてしまうお話です。 実はこれはイタリアのコロナで外に出ることをやめてしまったおじいさんがモチーフになっています。 コロナをおそれ家の中に閉じこもり思い出に浸って暮らす老人は子ども達から見ると得体の知れないコワイモノなのかもしれません。 子どもたち関わり、外に出ること、日に当たることを思い出していくおじいさん。 見知らぬ人にもあたたかな思い出や満ち足りた暮らしがある。家族や友人に想いを馳せることができても知らない人の心情にまで心を配れないということは私たちの過ごす日常の中にもあるのかもしれません。 子どもたちとおじいさんの交流から始まる新たなつながりと生きる希望にじわっと心があたたまるお話です。 —作者はせがわさんの投稿から— Il mondo dei bambini che giocano alla luce del sole e il mondo di un vecchio nella sua casa circondato dai ricordi. 太陽の光を浴びて遊ぶ子どもたちの世界、思い出に囲まれた家の中のおじいさんの世界。 La vita che stai per vivere e la vita che hai vissuto fino ad ora. Questa è una storia in cui due mondi contrastanti si fondono, come se comunicassero. これから生きる人生と、今まで生きてきた人生。二つの対照的な世界が、コミュニケーションするような溶け合うようなお話です。 I libri illustrati fungono anche da ponte tra il mondo degli adulti e quello dei bambini. 絵本も、大人の世界と子どもの世界をつなぐ架け橋のような役割を持っています。 I libri illustrati ricordano a noi adulti che una volta siamo stati tutti bambini, mentre ai bambini danno nutrizioni alla mente e il cuore, fornendo materiale di lettura e immagini che stimolano prospettive e immaginazione diverse. 絵本が私たちみんな、かつて子どもだったことを思い出させてくれ、子どもには さまざまな視点や想像力を掻き立てる読み物やイメージを与える、頭と心の栄養になります。 Tutte le persone, vecchi e bambini vivono con il senso di divertimento e di gioco, comunicando tra di loro… è il senso della felicità ! どんな人も子どもも、あそび心や楽しみを持って、お互いコミュニケーションし合えるってなんて幸せな事でしょう。 Ho scritto questo libro pensando come sarebbe bello se potessimo condividere questa idea. そんなことを共感できたらいいなという思いがこもっています。 ——- タイトル: こうえん通りのへんな家 はせがわまき 作 Maki Hasegawa 工学図書 出版 細江幸世 編集
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ゆめぎんこう(Benvenuti alla bottega dei sogni)
¥1,430
※こちらは日本語の絵本です。 【イタリア語版のある絵本】日本の絵本 売られているのは不思議な飴玉 ただのアメではありません それはなんと「夢のアメ」 人の見た夢の詰まった摩訶不思議な飴玉なのです… ——- 夢のアメを売る不思議なお店では今日も店主のペンペンと夢を食べるもぐもぐが働いています。 穏やかな夢や慌ただしい夢、コイコワイ悪夢の飴玉だってございます。 そんなある日、店に届いた不思議な依頼 「夢を買いたいんじゃないんだ。代わりに夢を売りたいから取りにきてもらえないかな?」 夜な夜なその夢を取りに家へ向かうペンペンともぐもぐ。 一体どんな夢が詰まっているのでしょうか? リラックマの原作者コンドウアキさんによるぬくもり溢れる物語 「さて、おきゃくさまは どんなゆめをごきぼうですか? 」 —イタリア語紹介文から— Nella bottega di Pin Pin si vendono caramelle molto speciali: sono infatti ripiene di sogni. ぺんぺんの営むお店ではとっても不思議なものが売られています。それは夢の詰まったアメ。 Un giorno arriva una richiesta particolare: un uomo non vuole comprare dei sogni, ma venderli. ある日、男の人から少し変わった依頼が届きます。「夢のアメを買うのではなく、買い取ってもらえるだろうか」 Anche se la notte fa paura, Pin Pin insieme al fedele mangiasogni Gnam Gnam va a casa sua. もう夜で怖いけれど、ぺんぺんとは夢を食べる仲良しのもぐもぐと一緒に男の人のお家に向かいます。 Quali tesori si nasconderanno nel suo animo? さて、その人の中に眠る夢の宝物はどんなものでしょうか? ——- タイトル: ゆめぎんこう Benvenuti alla bottega dei sogni コンドウアキ 作 Aki Kondo Laura Imai Messina 訳 ラウラ・今井・メッシーナ 白泉社 出版 Mondadori 出版 (イタリア語版)
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Benvenuti alla bottega dei sogni『ゆめぎんこう』のイタリア語版
¥4,290
※こちらはイタリア語の絵本です。 【イタリア語版のある絵本】日本の絵本 売られているのは不思議な飴玉 ただのアメではありません それはなんと「夢のアメ」 人の見た夢の詰まった摩訶不思議な飴玉なのです… ——- 夢のアメを売る不思議なお店では今日も店主のペンペンと夢を食べるもぐもぐが働いています。 穏やかな夢や慌ただしい夢、コイコワイ悪夢の飴玉だってございます。 そんなある日、店に届いた不思議な依頼 「夢を買いたいんじゃないんだ。代わりに夢を売りたいから取りにきてもらえないかな?」 夜な夜なその夢を取りに家へ向かうペンペンともぐもぐ。 一体どんな夢が詰まっているのでしょうか? リラックマの原作者コンドウアキさんによるぬくもり溢れる物語 「さて、おきゃくさまは どんなゆめをごきぼうですか? 」 —イタリア語紹介文から— Nella bottega di Pin Pin si vendono caramelle molto speciali: sono infatti ripiene di sogni. ぺんぺんの営むお店ではとっても不思議なものが売られています。それは夢の詰まったアメ。 Un giorno arriva una richiesta particolare: un uomo non vuole comprare dei sogni, ma venderli. ある日、男の人から少し変わった依頼が届きます。「夢のアメを買うのではなく、買い取ってもらえるだろうか」 Anche se la notte fa paura, Pin Pin insieme al fedele mangiasogni Gnam Gnam va a casa sua. もう夜で怖いけれど、ぺんぺんとは夢を食べる仲良しのもぐもぐと一緒に男の人のお家に向かいます。 Quali tesori si nasconderanno nel suo animo? さて、その人の中に眠る夢の宝物はどんなものでしょうか? ——- タイトル: ゆめぎんこう Benvenuti alla bottega dei sogni コンドウアキ 作 Aki Kondo Laura Imai Messina 訳 ラウラ・今井・メッシーナ 白泉社 出版 Mondadori 出版 (イタリア語版)
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Giulio Coniglio e la neve
¥990
SOLD OUT
【イタリア絵本】 ニコレッタコスタさんの描くかわいいウサギのジュリオくんのシリーズ 辺り一面雪に覆われた世界で雪遊びをするウサギのジュリオくんと友人たち。 雪玉を投げ、雪だるまを作り、雪の上を滑っていく。雪で遊ぶジュリオくん達の姿にわたしたちも子ども心がくすぐられ雪遊びがしたくてたまらなくなってしまいます。 雪が積もるとやっぱりこれだね!誰もが憧れたり体験して王道の雪遊びを絵本の中で楽しんで頂きたい一冊です。 巻末には冬にまつわる色んな単語が絵と併せて一言ずつイタリア語で書かれているのも楽しい絵本。イタリア語を知らない方や入門の方もちょっとイタリア語に触れてみようという気持ちで目を通してみるのも楽しい作品です。 作者のニコレッタコスタさんの絵本は日本語に訳されているものも沢山あるので機会があればそれらの絵本も読んでみて頂けると幸いです。 —イタリア語から— Com’è bello quando è inverno e tutto è ricoperto da uno strato di soffice, bianca neve! 一面真っ白でふわふわの雪景色。ぜーんぶ雪におおわれてなんて素敵なんだろう! Giulio Coniglio e i suoi amici si divertono tantissimo: fanno un pupazzo, sciano sullo slittino, giocano a palle di neve... che bella giornata! ウサギのジュリオと友人たちはとってもうれしくなりました。雪だるまを作ってスケート靴で雪の上を滑って雪合戦をして遊んで…なんて素敵な一日なんだ! ——- タイトル: Giulio Coniglio e la neve ゆきとウサギのジュリオくん Nicoletta Costa ニコレッタ・コスタ Franco Cosimo Panini 出版
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外国語を届ける書店
¥2,200
『外国語を届ける書店』(白水社)という書籍が刊行されました。 チェルビアット絵本店も掲載下さっています。 素敵な専門書店さんの中に混じりあまりに恐れ多いことですが、宜しければ手にとって頂けると幸いです。 私は、丁寧に想いを伝えられているのだろうか… ——— ひとつの言語に特化した専門書店。その書店員はどんな思いで本を届けているのでしょうか。九つの専門書店に尋ねたインタビュー集。 原書を読みたい。それに応える書店員の姿 外国語を学ぶ人なら誰しも、その言語で書かれた本を読んでみたい、と思った経験があるのではないでしょうか。あるいは、日本語の教材ではなく、その言語で直接説明された教材で学びたい、ということもあるかもしれません。 原書を読みたい、買いたい。どんな本が面白いか、自分でも読める本はどれか。それを自分で選ぶのは難しい。そうした読者の気持ちに寄り添ってくれる専門書店があります。 そうした外国語専門書店を取材して一冊にまとめました。なぜその外国語の本屋になったのか、どのように店を続けてきたのか、どんな思いでこれから本を届けようとしているのか。外国語を読者とつなぐ書店員の声を記録しました。 本書で取り上げる外国語専門書店 レ・シャピートル(フランス語) ナウカ・ジャパン(ロシア語) セルバンテス書店(スペイン語) ミランフ洋書店(スペイン語) チェルビアット絵本店(イタリア語) 内山書店(中国語) 東方書店(中国語) キタプチ(トルコ語、アラビア語) チェッコリ(韓国語)
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【日伊セット品】Il cielo è di tutti 空はみんなのもの
¥3,630
SOLD OUT
【空はみんなのもの】 残念ですが、これまでその問いに答えられた人はありません。 誰でもわかるやさしく短い言葉なのに 誰ひとり答えられないのです。 「だれかものしりなひとがいたらおしえてくれないかな。」 「空って みんなの空だよね。けっして たりなくなることなんかない。」 「でも、どうして 大地は さかいめだらけなんだろう?」 —-イタリア語紹介文から—- In poche battute, con le consuete semplici parole con cui sapeva rivolgersi ai suoi lettori, Rodari pone una domanda ovvia a cui l'umanità non ha mai saputo - purtroppo - dare risposta: ... spiegatemi voi dunque, in prosa od in versetti, perché il cielo è uno solo e la terra è tutta a pezzetti. ほんのわずかな優しい言葉で問いかけるその質問にまだ人は誰も答えられたことがありません。 「だれかものしりなひとがいたらおしえてくれないかな。空って みんなの空だよね。けっして たりなくなることなんかない。でも、どうして 大地は さかいめだらけなんだろう?」 ———- タイトル: Il cielo è di tutti 空はみんなのもの Gianni Rodari ジャンニ・ロダーリ 作 Nicoletta Costa ニコレッタ・コスタ 絵 (イタリア語版) 荒井良二 絵 (日本語版) 関口英子 訳 Emme Edizioni出版 ほるぷ出版(日本語版)
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【日本語版】Il cielo è di tutti 空はみんなのもの
¥1,870
SOLD OUT
【空はみんなのもの】 残念ですが、これまでその問いに答えられた人はありません。 誰でもわかるやさしく短い言葉なのに 誰ひとり答えられないのです。 「だれかものしりなひとがいたらおしえてくれないかな。」 「空って みんなの空だよね。けっして たりなくなることなんかない。」 「でも、どうして 大地は さかいめだらけなんだろう?」 —-イタリア語紹介文から—- In poche battute, con le consuete semplici parole con cui sapeva rivolgersi ai suoi lettori, Rodari pone una domanda ovvia a cui l'umanità non ha mai saputo - purtroppo - dare risposta: ... spiegatemi voi dunque, in prosa od in versetti, perché il cielo è uno solo e la terra è tutta a pezzetti. ほんのわずかな優しい言葉で問いかけるその質問にまだ人は誰も答えられたことがありません。 「だれかものしりなひとがいたらおしえてくれないかな。空って みんなの空だよね。けっして たりなくなることなんかない。でも、どうして 大地は さかいめだらけなんだろう?」 ———- タイトル: Il cielo è di tutti 空はみんなのもの Gianni Rodari ジャンニ・ロダーリ 作 Nicoletta Costa ニコレッタ・コスタ 絵 (イタリア語版) 荒井良二 絵 (日本語版) 関口英子 訳 Emme Edizioni出版 ほるぷ出版(日本語版)
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【イタリア語】Il cielo è di tutti 空はみんなのもの
¥1,980
SOLD OUT
【空はみんなのもの】 残念ですが、これまでその問いに答えられた人はありません。 誰でもわかるやさしく短い言葉なのに 誰ひとり答えられないのです。 「だれかものしりなひとがいたらおしえてくれないかな。」 「空って みんなの空だよね。けっして たりなくなることなんかない。」 「でも、どうして 大地は さかいめだらけなんだろう?」 —-イタリア語紹介文から—- In poche battute, con le consuete semplici parole con cui sapeva rivolgersi ai suoi lettori, Rodari pone una domanda ovvia a cui l'umanità non ha mai saputo - purtroppo - dare risposta: ... spiegatemi voi dunque, in prosa od in versetti, perché il cielo è uno solo e la terra è tutta a pezzetti. ほんのわずかな優しい言葉で問いかけるその質問にまだ人は誰も答えられたことがありません。 「だれかものしりなひとがいたらおしえてくれないかな。空って みんなの空だよね。けっして たりなくなることなんかない。でも、どうして 大地は さかいめだらけなんだろう?」 ———- タイトル: Il cielo è di tutti 空はみんなのもの Gianni Rodari ジャンニ・ロダーリ 作 Nicoletta Costa ニコレッタ・コスタ 絵 (イタリア語版) 荒井良二 絵 (日本語版) 関口英子 訳 Emme Edizioni出版 ほるぷ出版(日本語版)
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Sotto l’albero
¥2,640
SOLD OUT
イタリア語の仕掛け絵本 Sotto l’albero ツリーの下で(仮) Gabriele Clima ガブリエーレ・クリーマ 作/絵 サンタさんへの手紙や雪だるまづくり、空を駆けるトナカイに引かれるサンタさんなど、クリスマスに纏わる楽しいシーンを再現 ちいさなゆびで、仕掛けを動かしてクリスマスを楽しもう! ・・・ クリスマスにまつわる素敵なシーンを指一本で再現してみよう(^^)!! ——本文から—————————————— Con un ditino... Puoi illuminare il bosco come piace a te. 小さなゆびで おもうがままに もりに あかりを ともそう。 Con un ditino... Puoi inviare a chi desideri la tua letterina. 小さなゆびで きみの てがみを まつひとに とどけてみよう。 Con un ditino... Puoi vedere nel cielo fra i tetti chi c’è. 小さなゆびで そらと やねのあいだに だれが いるか みてみよう。 ——————————————————————- イタリア語絵本翻訳 Traduzione dei libri illustrati ↓ http://blog.livedoor.jp/cervietto_minoru/
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Quando arriva Natale!
¥2,640
SOLD OUT
Quando arriva il Natale! クリスマスがやってくる!(仮題) Gabriele Clima ガブリエーレ・クリーマ 作/絵 @gabriele_clima クリスマスツリーに明かりを灯し サンタさんにビスケットを焼いてみよう! そうして夜寝ていると・・・ ------------------------------------------------ ++本文から++ Con un ditino... Puoi illuminare l’albero e mettere il puntale. ちいさな ゆびで・・・ クリスマスツリーに あかりを ともそう Con un ditino... Puoi vedere cosa accade quando ti addormenti. ちいさな ゆびで・・・ きみが ねているときに なにが おこるか 見てみよう ——————————————————————- イタリア語絵本翻訳 Traduzione dei libri illustrati ↓ http://blog.livedoor.jp/cervietto_minoru/
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La notte del puff puff
¥4,180
SOLD OUT
【イタリア絵本】 好奇心旺盛な女の子「キノ」と森のキノコの精霊「ソワソワ」のちょっと不思議な冒険の物語。 キノが虫メガネで植物を観察しながら森を進んでいくとなんと出会ったのはキノコの精霊。 今日はキノコ達にとって大切なパフパフのお祭りがあるそうで、ソワソワは他のキノコの精霊達にお知らせを届ける大切な仕事を任されています! それなのに… 不思議な森の世界を旅する女の子とキノコの精霊の物語をお楽しみ頂きたい一冊です。 —イタリア語概要↓— Kinoko ama la natura e con la sua lente di ingrandimento esplora il bosco. 虫メガネを手に森を探検するキノ。自然が大好きな女の子です。 Qui incontra Sowasowa, lo spirito dell'Onfalina, a cui è stata assegnata una missione molto importante: ricordare agli altri spiriti dei funghi che stasera c'è la notte del Puff Puff. あるときキノは森でキノコの精霊ソワソワに出会いました。今晩は大切なパフパフのお祭りがあるようです。ソワソワは他のキノコの精霊達にお祭りのことを伝えるという大切な仕事を任されているのですが… Un viaggio nel magico e misterioso mondo dei funghi e dei loro spiriti che vi lascerà a bocca aperta dallo stupore! キノコとその精霊達の不思議な魔法のような世界を旅する物語。びっくりして開いた口が塞がらなくなるかもしれませんよ! タイトル: La notte del puff puff Eto作 kira kira edizioni 出版
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L’alfabeto dei sentimenti
¥5,280
【イタリア絵本】 AからZまでアルファベットの順に感情にまつわる言葉を使って綴られた詩の絵本です。 Amore (愛)の詩からはじまりBatticuore (胸のドキドキ)へと続いていきます。 「君に手紙を書く勇気が湧いてきた。自信はなかったけどなんとか書けたよ。ぼくは顔を照らす君の瞳が好きだ。歯につけた矯正の器具だって君の笑顔を輝かせている。この音が聞こえるかい?走り去る電車の音じゃないよ。僕の胸のドキドキなんだ!」 Ho trovato il coraggio di mandarti un biglietto, non sapevo se farlo ma alla fine l'ho fatto. "Mi piacciono i tuoi occhi che accendono il viso. Con l'apparecchio ai denti ti brilla anche il sorriso. Senti questo rumore? Non è il treno che passa, è solo il batticuоге!" こんなロマンチックな詩もあれば、Uから始まるUguaglianza (おなじだね)の詩のように考えさせられてしまうものも。 広く読んで頂きたい一冊です。 ——— UGUAGLIANZA 同じだね Chi l'ha detto che noi siamo uguali? 誰がみんな同じだっていったんだい? Io quasi nero tu quasi bianco. ぼくは黒くて君は白い。 A renderci uguali non basta che siamo compagni di banco. クラスで机を並べるだけじゃ、同じと言うにはまだ足りない。 Parliamo due lingue diverse mangiamo diverse minestre ci affidiamo a cieli diversi festeggiamo diverse le feste. ぼくらは違う言葉を話してる。違う食べ物を食べてスープを飲んで、別の神様を信じて違ったお祝いをしている。 Ci addormentano fiabe diverse son diverse le conte del gioco la distanza si accorcia e si allunga e ogni tanto sparisce per poco. 違うお話を聞きながら夜は眠り、遊び方も違っていた。分かり合えたと思ったら、離れてしまうこともあり、見失ってしまうことだってある。 Però tutti e due abbiamo un cuore un cervello, due piedi, due mani sangue rosso che ci rende uguali a miliardi di esseri umani. それでもぼくら、どちらにも心があり考える頭があり、手足があり赤い血が流れてる。それこそが数十億ものぼくら人類を同じ人間たらしめているものじゃないのかい。 ——— L’alfabeto dei sentimenti 心のアルファベット Janna Carioli 作 @jannacarioli Sonia Maria Luce Possentini 絵 @soniamarialucepossentini Fatatrac
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ふしぎなはこ (La scatola)
¥1,980
※こちらは日本語版の絵本です。 【イタリア絵本】 森の中、不思議な箱が現れた… 誰が置いたかわからない 二つの穴の開いた箱 わかっているのはただ一つ 何かがいると いうことだけ ・・・ 箱の中から出ようとしない「ソレ」は一体何なのでしょうか? ——イタリア語紹介文から——————— Nel bosco succede qualcosa di strano. 森の中で不思議なことが起こりました。 Qualcuno o qualcosa ha lasciato una scatola con due fessure. 一体誰の仕業かはわかりませんが、二つ穴の開いた箱が置かれていたのです。 Da dentro qualcuno o qualcosa guarda attento gli animali. 中には何かがいて、箱の周りの動物達の様子を窺っているようです。 Chi sarà mai? Da dove è venuta? Cosa ci fa nella foresta? それは一体なんなのか?どこからやってきたのか?森で何をしようとしているのか? Nessuno si sa rispondere. 誰にも答えられません。 Una cosa è certa: quel qualcuno o qualcosa non vuole uscire da li dentro. わかっていることはただひとつ。中にいる何かが外に出たがらないということだけなのです。 ————- タイトル: La scatola はこのなかには(仮題) Isabella Paglia 作 @isabella_paglia_ Paolo Proietti 絵 @pallo_illustrations La Margherita 出版
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ふしぎなはこ (La scatola)
¥3,740
SOLD OUT
※こちらはイタリア語原作の絵本です。 【イタリア絵本】 森の中、不思議な箱が現れた… 誰が置いたかわからない 二つの穴の開いた箱 わかっているのはただ一つ 何かがいると いうことだけ ・・・ 箱の中から出ようとしない「ソレ」は一体何なのでしょうか? ——イタリア語紹介文から——————— Nel bosco succede qualcosa di strano. 森の中で不思議なことが起こりました。 Qualcuno o qualcosa ha lasciato una scatola con due fessure. 一体誰の仕業かはわかりませんが、二つ穴の開いた箱が置かれていたのです。 Da dentro qualcuno o qualcosa guarda attento gli animali. 中には何かがいて、箱の周りの動物達の様子を窺っているようです。 Chi sarà mai? Da dove è venuta? Cosa ci fa nella foresta? それは一体なんなのか?どこからやってきたのか?森で何をしようとしているのか? Nessuno si sa rispondere. 誰にも答えられません。 Una cosa è certa: quel qualcuno o qualcosa non vuole uscire da li dentro. わかっていることはただひとつ。中にいる何かが外に出たがらないということだけなのです。 ————- タイトル: La scatola はこのなかには(仮題) Isabella Paglia 作 @isabella_paglia_ Paolo Proietti 絵 @pallo_illustrations La Margherita 出版 @la_margherita_edizioni ——————————————————— イタリア語絵本翻訳 Traduzione dei libri illustrati ↓ http://blog.livedoor.jp/cervietto_minoru/ #イタリア #イタリア語 #絵本 #海外えほん #イタリア語絵本 #外国語絵本 #絵本紹介 #libroillustrato #libriillustrati #italiano #bambini #picturebook #本屋 #libreria #albiillustrati #letteraturaperlinfanzia #絵本屋 #イタリア語勉強中 #イタリア語教室 #Lascatola #IsabellaPaglia #PaoloProietti #LaMargherita
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クリスマスを探偵と
¥1,430
伊坂幸太郎さんとイタリアのバンドデシネ作家マヌエレ・フィオールさんの合作 伊坂幸太郎さんがアマチュアの大学生時代に創作していた物語が作品化された絵本 浮気調査に向かう探偵のお話がともすれば家族の絆を描く物語に… 張り込み中に出会ったベンチに腰掛ける見知らぬ男との会話から調査は思わぬ方向に進んでいって… 浮気を疑われる男はどうしてあの女性の元へ 伊坂幸太郎さんはマニュエル好き マヌエレ・フィオールさんの作品は栗原俊秀さんの訳で『秒速5000km』という邦題のコミック作品が日本でも出版されています。 淡い恋とささいなすれ違い。北欧、アフリカと大陸を渡る主人公達の切ない心の内を描く物語です
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【イタリア語原作】Cinquemila chilometri al secondo (秒速5000km)
¥5,940
※ イタリアのコミック『秒速5000km』のイタリア語原作です。 Partire. Mettere cinquemila km tra sé e il proprio passato, geografico ed esistenziale, e rendersi conto di non poter appartenere a nessun luogo. Nella composizione impossibile degli opposti desideri di fuga e di ritorno alle proprie radici è il ritratto magistrale, al tempo stesso distaccato e affettuoso, di una generazione precaria anche negli affetti. Dopo una brusca rottura, Piero e Lucia si trasferiscono altrove, lei in Norvegia, dove incontra quello che sarà il padre di suo figlio, lui al Cairo per lavorare come archeologo. Nicola, amico del cuore di Piero, anima spavalda del triangolo adolescenziale, invece resta. A distanza di anni, Piero e Lucia non riescono a dimenticare, a colmare la mancanza nutrita dalle illusioni della distanza e, di nuovo a casa, decidono di rivedersi. Come suggeriscono i toni dell’acquerello, qui non li attenderanno i colori vivaci di un amore giovanile, ma solo la sua opaca, illusoria eco. —-日本語版紹介文↓ ヨーロッパを代表する漫画家 マヌエレ・フィオールの恋愛漫画ついに初邦訳 イタリアの肌を刺すような日差しの中 二人の少年と一人の少女が恋に落ちる イタリア、ノルウェー、エジプトと場所を変えながら 三者三様の人生が淡く交わる20年を描く恋愛漫画 この傑作グラフィック・ノヴェルを 美麗なフルカラー印刷でお楽しみください 巻末には訳者である栗原俊秀の詳細な解説付き 栗原俊秀「フィオールに魅せられて―文学、美術、建築が綾なす漫画の世界―」 <推薦のことば> フィオールさんの作品が翻訳されて、日本で読めるようになったのは本当に嬉しい! 作品の中にゆったりと流れる時間と、美しい色彩には映画とも小説とも漫画ともつかない、独特の気持ち良さがあって眺めているだけで幸福感を覚えます。———伊坂幸太郎(小説家『重力ピエロ』『クリスマスを探偵と』) <担当編集者より> 『秒速5000km』にはナレーションがありません。登場人物のセリフだけで構成されています。フィオールは「あれから10年…」といった野暮な文章は入れずに、ルチアとピエロの人生の6つの場面を断片的に見せることで、わずか140ページで20年の月日を描き切ります。その6つの場面は、イタリア、ノルウェー、エジプトと地理的なヴァラエティに富んでおり、1つの章に1つの舞台だけが描かれるという制約が課せられています。そのため離れ離れの2人をつなぐ、電話や手紙といったコミュニケーション手段が印象的なガジェットとして描かれます。書名の『秒速5000km』は、オスロ(ノルウェーの首都)とエジプトの発掘現場の物理的な距離=5000kmと、国際電話のタイムラグ=1秒に由来しています。またこの地理的な国際性から、イタリア語、ノルウェー語、フランス語、英語、エジプト語の5つの言語の使用する規格外の試みが導かれます。ヨーロッパでは、EUによる「移動の自由化」(ノルウェーはEU非加盟国)や移民の増加などで他国籍、他言語の人と共生するのが日常になり、自らが他国で労働/生活することもありふれた人生の選択になっています。このような現実の反映が『秒速5000km』の国際性につながっているのでしょう。日本でも外国人労働者の数は、本書が出版された2010年から増え続けており、今後、国力の低下により国外で働く日本人の数も増え続けるでしょう。本書は21世紀の人々の心象に寄り添うものとして、2023年の日本において新たな価値が見出されるはずです。
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【日本語版】Cinquemila chilometri al secondo (秒速5000km)
¥3,300
SOLD OUT
※こちらは日本語版のコミックです。 Partire. Mettere cinquemila km tra sé e il proprio passato, geografico ed esistenziale, e rendersi conto di non poter appartenere a nessun luogo. Nella composizione impossibile degli opposti desideri di fuga e di ritorno alle proprie radici è il ritratto magistrale, al tempo stesso distaccato e affettuoso, di una generazione precaria anche negli affetti. Dopo una brusca rottura, Piero e Lucia si trasferiscono altrove, lei in Norvegia, dove incontra quello che sarà il padre di suo figlio, lui al Cairo per lavorare come archeologo. Nicola, amico del cuore di Piero, anima spavalda del triangolo adolescenziale, invece resta. A distanza di anni, Piero e Lucia non riescono a dimenticare, a colmare la mancanza nutrita dalle illusioni della distanza e, di nuovo a casa, decidono di rivedersi. Come suggeriscono i toni dell’acquerello, qui non li attenderanno i colori vivaci di un amore giovanile, ma solo la sua opaca, illusoria eco. —-日本語版紹介文↓ ヨーロッパを代表する漫画家 マヌエレ・フィオールの恋愛漫画ついに初邦訳 イタリアの肌を刺すような日差しの中 二人の少年と一人の少女が恋に落ちる イタリア、ノルウェー、エジプトと場所を変えながら 三者三様の人生が淡く交わる20年を描く恋愛漫画 この傑作グラフィック・ノヴェルを 美麗なフルカラー印刷でお楽しみください 巻末には訳者である栗原俊秀の詳細な解説付き 栗原俊秀「フィオールに魅せられて―文学、美術、建築が綾なす漫画の世界―」 <推薦のことば> フィオールさんの作品が翻訳されて、日本で読めるようになったのは本当に嬉しい! 作品の中にゆったりと流れる時間と、美しい色彩には映画とも小説とも漫画ともつかない、独特の気持ち良さがあって眺めているだけで幸福感を覚えます。———伊坂幸太郎(小説家『重力ピエロ』『クリスマスを探偵と』) <担当編集者より> 『秒速5000km』にはナレーションがありません。登場人物のセリフだけで構成されています。フィオールは「あれから10年…」といった野暮な文章は入れずに、ルチアとピエロの人生の6つの場面を断片的に見せることで、わずか140ページで20年の月日を描き切ります。その6つの場面は、イタリア、ノルウェー、エジプトと地理的なヴァラエティに富んでおり、1つの章に1つの舞台だけが描かれるという制約が課せられています。そのため離れ離れの2人をつなぐ、電話や手紙といったコミュニケーション手段が印象的なガジェットとして描かれます。書名の『秒速5000km』は、オスロ(ノルウェーの首都)とエジプトの発掘現場の物理的な距離=5000kmと、国際電話のタイムラグ=1秒に由来しています。またこの地理的な国際性から、イタリア語、ノルウェー語、フランス語、英語、エジプト語の5つの言語の使用する規格外の試みが導かれます。ヨーロッパでは、EUによる「移動の自由化」(ノルウェーはEU非加盟国)や移民の増加などで他国籍、他言語の人と共生するのが日常になり、自らが他国で労働/生活することもありふれた人生の選択になっています。このような現実の反映が『秒速5000km』の国際性につながっているのでしょう。日本でも外国人労働者の数は、本書が出版された2010年から増え続けており、今後、国力の低下により国外で働く日本人の数も増え続けるでしょう。本書は21世紀の人々の心象に寄り添うものとして、2023年の日本において新たな価値が見出されるはずです。
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ハトのしあわせうり Il venditore di felicità
¥2,970
SOLD OUT
※絵本とトートバッグのセット品です。 トートバッグの紹介↓ 瓶詰めの「しあわせ」を売りに来るハトの物語 幸せは買えるのか? 当店では原作のイタリアの出版社kiteさんのオリジナルトートバッグも取り扱っております。 本作のツリーハウスをモチーフにしたデザインです。 Il venditore di felicità などの絵本のイラストを手掛けられるマルコ・ソーマさんのイラスト入りトートバッグです。 2019何のアンデルセン賞のイラストレータ部門で大賞を受賞されております。 サイズ:横41cm 縦40cm 持ち手 35cm 素 材:コットン100% 【絵本紹介】↓ Il venditore di felicità /『ハトのしあわせうり』 Davide Calì / デヴィッド・カリ 作 Marco Somà / マルコ・ソマ 絵 マルコ・ソマ氏の緻密なイラストで描かれる動物の世界に、デヴィッド・カリ氏がそっと言葉を置きました。 私の大好きなイタリアの作家さんとイラストレーターさんが創り上げたとっても素敵な絵本です。 幸せは買えるのか? 彼らなりの解釈が落とし込まれた作品に思われます。 鮮やかなイラストの中に込められる大きなメッセージ。小さなお子さんから大人の方まで、幅広い世代の方々に読んで頂きたい絵本です。 (*ちなみにデヴィッドさんは、イタリアではダビデさんです。補足迄) ————————————————————————— ++紹介++ Siccome dicono che la felicità sia la cosa più importante, quando decidono di venderla, in barattoli piccolo, grande, e confezione famiglia, c’è subito la fila: una nonna, un ragazzo, una mamma di tanti figli, tutti a comprare la felicità. 幸せは最も大切なことだと言われている。だったら売ってみればいい。 小さな瓶や、大きな瓶。詰めてみれば、ほらもう行列が。 おばあさんに、おとこのこ、大家族のおかあさん。みーんな幸せを買いに来る。 Peccato che quando il venditore di felicità se ne va, gli cade un barattolo piccolo e allora la verità si rivela. 幸せの売り子が立ち去る時、小さな瓶が落ちてきた。そうして真実が明らかになる。あぁ残念だ。 La felicità non si può vendere né comprare. E allora dove si trova? 幸せは、売ることも買うことも出来ないよ。なら一体どこにあるんだい?
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ハトのしあわせうり Il venditore di felicità
¥2,530
※こちらは日本語版です。僭越ながら当店の店主が帯を書かせて頂きました。 絵本紹介 【イタリア語の絵本】 Il venditore di felicità /『しあわせをうるもの』(仮題) Davide Calì / デヴィッド・カリ 作 Marco Somà / マルコ・ソマ 絵 マルコ・ソマ氏の緻密なイラストで描かれる動物の世界に、デヴィッド・カリ氏がそっと言葉を置きました。 私の大好きなイタリアの作家さんとイラストレーターさんが創り上げたとっても素敵な絵本です。 幸せは買えるのか? 彼らなりの解釈が落とし込まれた作品に思われます。 鮮やかなイラストの中に込められる大きなメッセージ。小さなお子さんから大人の方まで、幅広い世代の方々に読んで頂きたい絵本です。 (*ちなみにデヴィッドさんは、イタリアではダビデさんです。補足迄) ————————————————————————— ++紹介++ Siccome dicono che la felicità sia la cosa più importante, quando decidono di venderla, in barattoli piccolo, grande, e confezione famiglia, c’è subito la fila: una nonna, un ragazzo, una mamma di tanti figli, tutti a comprare la felicità. 幸せは最も大切なことだと言われている。だったら売ってみればいい。 小さな瓶や、大きな瓶。詰めてみれば、ほらもう行列が。 おばあさんに、おとこのこ、大家族のおかあさん。みーんな幸せを買いに来る。 Peccato che quando il venditore di felicità se ne va, gli cade un barattolo piccolo e allora la verità si rivela. 幸せの売り子が立ち去る時、小さな瓶が落ちてきた。そうして真実が明らかになる。あぁ残念だ。 La felicità non si può vendere né comprare. E allora dove si trova? 幸せは、売ることも買うことも出来ないよ。なら一体どこにあるんだい?
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Il venditore di felicità (ハトのしあわせうり)
¥4,950
絵本紹介 【イタリア語の絵本】 Il venditore di felicità /『しあわせをうるもの』(仮題) Davide Calì / デヴィッド・カリ 作 Marco Somà / マルコ・ソマ 絵 マルコ・ソマ氏の緻密なイラストで描かれる動物の世界に、デヴィッド・カリ氏がそっと言葉を置きました。 私の大好きなイタリアの作家さんとイラストレーターさんが創り上げたとっても素敵な絵本です。 幸せは買えるのか? 彼らなりの解釈が落とし込まれた作品に思われます。 鮮やかなイラストの中に込められる大きなメッセージ。小さなお子さんから大人の方まで、幅広い世代の方々に読んで頂きたい絵本です。 (*ちなみにデヴィッドさんは、イタリアではダビデさんです。補足迄) ————————————————————————— ++紹介++ Siccome dicono che la felicità sia la cosa più importante, quando decidono di venderla, in barattoli piccolo, grande, e confezione famiglia, c’è subito la fila: una nonna, un ragazzo, una mamma di tanti figli, tutti a comprare la felicità. 幸せは最も大切なことだと言われている。だったら売ってみればいい。 小さな瓶や、大きな瓶。詰めてみれば、ほらもう行列が。 おばあさんに、おとこのこ、大家族のおかあさん。みーんな幸せを買いに来る。 Peccato che quando il venditore di felicità se ne va, gli cade un barattolo piccolo e allora la verità si rivela. 幸せの売り子が立ち去る時、小さな瓶が落ちてきた。そうして真実が明らかになる。あぁ残念だ。 La felicità non si può vendere né comprare. E allora dove si trova? 幸せは、売ることも買うことも出来ないよ。なら一体どこにあるんだい?